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本日で5月も終わり。1年でいちばん爽やかな季節を「新型コロナウイルス」にかき回されて、ゆっくり楽しめなかったのは残念! しかし、世界的な禍であれば仕方なし。これからは復帰に向かって、着実に歩んで行きたいものである。

「詩のようなもの」、ストックはもう少しありますが、背景が秋とか冬なので、ひとまず終了とさせて頂きます。お付き合いいただきまして、サンキューべりマッチでした!

 

    【 戦争 】(2003年5月18日掲載)

   一万分の一に縮小された 戦場の映像

   一万分の一に消音された 戦争の音が

   テレビジョンの画面に届く

   進撃する戦車隊の砂塵

   発進する爆撃機の轟音

   迎撃する対空砲の閃光

   ミサイルの爆発音

   炎上する油井

   黒煙を上げる街 

   泣き叫ぶ子ども

   傷つき横たわる男 

   アメリカ兵の迷彩服と銃口

   手を上げて投降する兵士が

   一万分の一の映像で 一万分の一の音声で

   テレビジョンの画面に届く

   本物の戦争とは どういうものか

   攻撃を受けるということは どういうことか

   他人ごとではなく 受け止めるためには

   地球の裏側から送られてきた 

   小さな映像 小さな音を 

   頭の中で 

   一万倍に拡大しなければならない

 

    【鹿屋にて】(2002年4月15日掲載)

   鹿屋航空基地資料館 二階の一室

   頑丈な机の上に 二冊の名簿

   五十音順に整理された

   若者たちの名前

   部屋の壁には 

   出撃作戦ごとに分けられた 

   若者たちの名前

   立ち尽くすほかはない 

   圧倒的な

   名前 名前 遺影 遺影

   この若者たちが 

   いのちをかけて守ろうとしたものは 

   なにか

     あらしふくときぞちりゆくわかざくら            ・            ・・     はるきたるひのみよをおもいて            ・             ・              井野清蔵 (二十二歳の遺書)

   若者たちの犠牲によって 

   春は来たが

   若者たちがいのちをかけて守ろうとしたのは

   こんな国だったのか

   こんな私たちだったのか

 

   【インド夕景】(2003年4月27日掲載)

   黒い塊の上に男四五人

   ハンマーを振っている

   鯨の解体かと見れば 

   トラックの残骸

   夕闇迫るゴミ捨て場

   ゴミの山のてっぺんに少年ひとり

   大きな袋を引きずり 

   黙々と何か拾っている

   サリー姿のままツルハシを振る女

   ぬかるみの工事現場の横

   野良牛が茫然と雨に濡れている 

   牛の背中に黒い鳥

   原っぱの中 

   畦道沿い

   手洗い用の缶を左手に 

   排泄する蹲踞

   何を売っているのか

   畳半畳ほどの屋台

   薄暗いランプの下 

   瞑想する仏陀の末裔

   わたしはきのう

   インドなる 

   巨大なマンモスの尻尾を

   少し触らせてもらった

 

本日、四国地方も梅雨入りとのこと。こちら鳥取も朝からずっと曇天。昼前散歩に出かけたら途中で小雨。左足の股関節がイマイチなので、無理をせずUターン。夕刻には雨は降っていなかったので、少し歩いて3,908歩。  ・                 写真は、総合公園駐車場の西側の上、体育館東のベンチを設けた憩いの一画。盲点になっているのか、いつ見ても誰もいない。写真右隅の車はマイプリウス。

 

    ・🌲・🌳・🌲・🌳・🌲・🌳・🌲・🌳・🌲・🌳・🌲・🌳・🌲・🌳

 

下は今日までに届いた句会や大会の中止(延期)情報です。総て把握していませんので、出席予定の会は主催者にお問い合わせください。日程の済んだのは細字にしています。(5月末日までのは消去。記録が必要な方は5月31日以前のブログをご覧ください)

6月5日(金)川柳「瓦版」月例句会(大阪)

6月6日(土)川柳塔まつえ吟社(島根)⇒誌上句会に変更

6月7日(日)川柳塔鹿野みか月川柳会(鳥取)

6月7日(日)「すばる川柳会」創立15周年記念川柳大会(神戸) 無期延期

6月8日(月)川柳塔本社句会・月例会(大阪)

614日(日)全日本川柳秋田大会(秋田) 1011日(日)に延期。

616日(火)川柳さんだ・月例会(兵庫県)

620日(土)よつがね・はばたき150号記念大会(島根) 誌上大会に変更

624日(水)まなびや川柳会(鳥取)

628日(日)鈴鹿市民川柳大会(三重) 2021年は627日(日)

7月5日(日)鹿野みか月川柳会(鳥取)8月より通常句会再開予定。

7月7日(火)川柳塔社・路郎忌句会(大阪)⇒誌上句会に変更(投句用紙は塔誌6月号に同封)

719日(日)令和2年北海道知事賞・札幌市長賞北海道川柳大会(北海道)  誌上大会に(531日締切)

726日(日)第9回卑弥呼の里「女流」川柳大会(佐賀)

926日(土)富柳会・第70回記念川柳大会(大阪)

1025(日)出雲川柳会95周年記念大会(島根)⇒来年に延期

1031日(土)第43回・神戸川柳大会(神戸)

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5月も終わり ~ 詩のようなもの(6)”にコメントをどうぞ

  1. 昌紀 on 2020年5月31日 at 8:50 PM :

    コロナに脅えて自粛しているうちに梅雨。春から一気に梅雨という令和2年。後から笑って語り合えるよう、これからもコロナに負けないようにしたいものです。
    【 戦争 】、本当の戦争はコロナとの戦争どころではないようです。
    北九州と東京を除いてコロナは収まったかのように見えますが、不気味です。

    • 新家 完司 on 2020年5月31日 at 10:14 PM :

      こんばんは~。
      先ほどまで、NHK総合で世界同時ドキュメント「私たちの闘い」を観ていました。その中で、イタリアだったか?の男性が言っていたことが印象的でした。「この騒ぎが収まっても、コロナ前と同じに戻ってはつまらない。これが新しい世界の出発点になってほしい」というような意味でした。
      コロナに対抗する「新しい生活様式」、私たちの暮らしも良い方向に変えていきたいものです。どのように変えてゆくかはそれぞれの課題ですが…。

  2. くみ on 2020年6月1日 at 1:43 PM :

    完司先生 今日は~❗
    私も 見ていました。前と同じ暮らしになって欲しいと 単純に思ってしまいますが、同じではいけないんですよね。私たち人間には 知恵があります。新コロナの世界流行の、そこから 学びとらなくてはいけません。そのための 新しい暮らし方をしていくことが大切なんでしょうね❗

    • 新家 完司 on 2020年6月1日 at 2:44 PM :

      こんにちは~。
      はい、今後、人類は【ウイルスとの戦争】が最大の課題になるでしょう。ウイルスも進化しますので、人間の暮らしも進化させなければ負けてしまいます。
      新しい生活様式、
      たとえば、劇場や球場などの座席間隔は、もっとゆったり取らなければならないでしょう。バス・電車・飛行機などの乗車は「マスク着用」が条件になるかもしれません。その他いろいろ、馴染むまでは大変でしょうが「新しい時代の到来」という覚悟で向かわなければなりません。

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