本日、川柳塔誌11月号が到着(写真3)(いつもより少し早い?)(地域によっては明日か明後日になります)。今号は表紙に【第25回川柳塔まつり特集】とあるように、9月28日に開催された「塔まつり」の記事が満載。例月にも増して充実した内容になっている。また、9月6日に亡くなれれた鹿野の中原みさこさんを追悼する記事は森山盛桜さんが「さようなら中原みさ子さん」と題して105ページに掲載されている。私が連載で執筆させていただいている【せんりゅう飛行船】は65ページに。本日のブログネタとして紹介させていただく。(愛染帖のご紹介は後日)
写真1、昼前散歩の上空に数本の飛行機雲。上空は冷えているのだろう。2、夕刻散歩で見つけたでっかいムカゴ。採る前にパチリ。写真3、塔誌11月号表紙。表紙の切り絵は、前田尋先生作「納沙布岬」本日、昼前散歩で頑張ったので8,578歩。
№107【せんりゅう飛行船】
ゴ キ ブ リ (川柳塔誌№1110 令和元年11月号より転載)
その姿を見ただけで「ゾッとする!」という人もいるほど嫌われているゴキブリ。名前からして不気味ですが、その語源は「御器噛り(ごきかぶり)」とのこと。すなわち、食べ物だけではなく、盛っている器まで噛るところから来ているようです。そのフリガナを誤って「ゴキブリ」としたのが広まって明治時代にはすっかり定着したとのことです。
ゴキブリに動じぬ妻になりました 工藤千代子
ゴキブリを叩くスリッパ新調す 鎌田 京子
ゴキブリに挑むわたしの顔いかに 田中 章子
ゴキブリを追う妻の目は爬虫類 福士 慕情
ゴキブリを追う潤いのないわたし 倉益 一瑶
仏壇へ林檎ゴキブリたちへ罠 堂上 泰女
ゴキブリから見れば人間殺虫魔 乙倉 武史
ゴキブリの逆襲にあい飛びあがる 中平 亜美
新妻の頃には「キャー」と逃げていた奥さまも、中年を過ぎると度胸も据わって、ゴキブリ専用のスリッパを用意するほど。そして、敵に対する目つきもまるで爬虫類。ゴキブリから見たら悪魔そのものですが、彼等だって必死。追い詰められたら飛んで逃げようするのですが、潤いのない殺虫魔は「逆襲!」と思って、同じように飛び上がります。
ゴキブリとてっていてきに勝負する 足立千恵子
ゴキブリも実は人間大嫌い 三浦 強一
ゴキブリが痛くないよう踏み潰す 板谷 達雄
ゴキブリを潰した靴で墓まいり 伊藤 益男
怖がりもゴキブリだけは叩けます 笠嶋 惠美
ゴキブリを叩き潰して掌を合わす 丹後屋 肇
戦い勝った ゴキブリが顔見せぬ 野口 節子
晩秋のゴキブリ私の完勝だ 川崎ひかり
一寸の虫にも五分の魂です。「徹底的に勝負する」などという覚悟は必ずゴキブリにも伝わります。そして、ゴキブリも「人間なんて大嫌い!」と思っていることでしょう。 ・良心が痛まぬように「痛くないよう踏み潰す」と言い訳してみたり、その靴でお墓参りをしたり、叩き潰してから合掌したり、人間というものは自分勝手な生き物です。
ゴキブリもやっぱり若いのは元気 丹川 修
ゴキブリよ出るなら亭主居るときに 宇都満知子
ゴキブリだな妻が私を呼んでいる 中筋 弘充
ゴキブリの一家晩餐深夜二時 石田 隆彦
ごきぶりは内気らしいな仲間だな 七反田順子
ゴキブリも蠅も真面目に生きている 榎本日の出
ゴキブリも蜂も我が家の同居人 福西 茶子
おっとどっこいゴキブリだって同居人 古久保和子
人間たちからは歓迎されず、「何の役にも立っていない」と思われる虫ですが、大切な生態系の一端を担っています。森林に棲息するゴキブリはさまざまな生き物のエサになったり自らは動物の死骸や朽木を食べて土に還しています。宇宙規模から考えますとヒト科もゴキブリも存在価値は同じですが、地球にとってはヒト科の方が迷惑でしょう。そのように思えば同居人として認め合うべきかもしれません。
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おはようございます
交換誌として「川柳塔」11月号昨日届きました。いつもありがとうございます。
まず蘭幸さんの巻頭言を読んで、裏返し編集後記から前へ前へ読み進めます。
「愛染帖」面白い句を見つけました。
ヨチヨチと平均寿命越えてゆく
完司さんの選評、他のもみな的を射ていて参考になります。
昨夜、散歩から帰ると裏口の三和土の上を、それこそ「ヨチヨチ」歩いている
黒い塊を見つけライトで照らすと、ぬめっと黒いゴキブリ君でした。
本当によたついていたので、無視して家に入りましたが、ああいう姿はやはり気の毒です。かといって家にお入りとも言えず…
そろそろ10月も終わりです。
風邪など引かれませんように。
おはようございます。
川柳塔誌、熟読していただきまして、ありがとうございます。読み応えのある記事が満載でしょう。編集後記では、細川花門さん、そして前たもつさんを失った編集長の文章に胸を打たれました。つい先日まで親しくしていた人が他界してしまった寂しい秋です。
そうですね、10月も猛スピードで過ぎ去ってゆきます。感傷に耽る間もなく大会や句会、そして原稿の締め切りが待ち構えています。はい、体調に気をつけて頑張ります。
完司先生 こんにちわ~❗
川柳塔 編集後記 読みました。本当に胸をうたれます。直接におあいしたことはありませんが、ブログでの書き込みで…。ご冥福をお祈りいたします。
こんばんは~。
はい、細川花門さんからは、作品を紹介したときに、このブログにコメントも頂戴していました。ですから、訃報をブログにアップするか? 迷った末に止めました。私自身が辛かったのと、サッパリした気性の花門さんでしたから、「もういいですよ、そっとしておいてください」と言うだろうと思ったからです。