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先週末からかかっていた「川柳塔社・愛染帖」今朝見直して、先ほど発送。
今月の応募者256名。入選者約半数の厳選。これは2月号発表のため、
12月号掲載の内ベスト9をご紹介。

 【川柳塔・12月号 愛染帖】

襷掛けしたが体が動かない  大阪市 小谷 集一
(評)スタイルは決めたが足腰が言うことを聞かない。残念ではあるが、ヤル気だけは見せたのだから、良しとしようではないか。

ダイエットしたら目付きが悪くなる  大阪市 森田 明子
(評)身体の不満はこころの不満につながり、目付きに表れる。おっとりしたまなざしで、ふっくらしているほうが長生きする。
            
いい夜をつくってくれる満ちた昼  岩出市 村中 悦男
(評)充実した一日の余韻は、日が暮れてからも続き、眠りつくまで幸せな気分。このような日々ばかりならいいのであるが…。

ワンテンポ遅れて笑う仲直り  西宮市 牧渕富喜子
(評)まだ釈然としていないが、「仲直りしなければ…」と言う気持はある。逡巡、妥協、追従など、複雑な感情が絡んだ一瞬の間。

蜘蛛が巣を拡げ始める老いの家  河内長野市 針生 和代
(評)油断していると、どんどん広がって行く蜘蛛の巣。「まだ生きているぞ! 廃屋ではないぞ!」と根気良く追っ払おう。
         
リフォームの金と余命を考える 札幌市 三浦 強一
(評)残高を眺めて和むか、快適な住まいを楽しむか? 大金をかけてすぐにサヨナラならもったいない。が、遺すのももったいない。

残ったのでない遺してやるのです  藤井寺市 太田扶美代
(評)有り余って残った金ではない。「子や孫のため」と思って、リフォームも我慢して貯めてきたのである。それは分かってほしい。

僕よりもまだ年寄りがうんと居る  枚方市 寺川 弘一
(評)ほんとだ。我が国だけでも、九十歳以上が百万人。百歳以上は四万人もいる。七十や八十はまだまだ壮年期である。

百歳のベストカップル賞狙う  和歌山市 武本  碧
(評)その意気や良し! 二人揃ってにこやかに百歳を迎えることができたら最高に幸せ。勲何等などの褒章より遥かに価値がある。

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