月曜日から先ほどまで、川柳塔社「愛染帖」の選評。今月の応募者268名。
先ほど終了、見直して事務所宛て発送完了。今回のは6月号発表のためアップできず。4月号に掲載のものからベスト10をご紹介。
【川柳塔社 愛染帖】 4月号掲載分よりベスト10。
戦争は私が逝ってからにして 西予市 黒田 茂代
(評)そう、私がいなくなってからなら何があっても構わない。しかし、私が息をしている間は、平穏無事な日々であってほしい。
チューナーで地デジを迎え撃つ覚悟 河内長野市 村上 直樹
(評)地デジ化は世界的な流れで、遅れると輸出産業が衰退するらしい。が、故障していないテレビを買い換えるのは極めて不愉快。
ピンヒール足の個性がノーと言う 鳥取県 加賀田志延
(評)若い頃には颯爽と履きこなしていたのだが…。人生の山河を踏み越えてきた足は、個性的且つ我が儘になってしまった。
賞味期限その日に切れる新聞紙 岸和田市 増田 隆昭
(評)昨日の新聞は冷えたタコヤキ。半日で古紙になる新聞紙の量は、日本全国で約一万トン。ネット新聞の時代が来るのは必定。
友達の不運で学ぶ事がある 寝屋川市 籠島 恵子
(評)癌は検診によって早期発見。暴漢には防犯ブザーが有効。など、申し訳ないことだが、すべて、他者が遭った災難からの智恵。
飲み足らぬ顔を無視して飯が出る 枚方市 伊達 郁夫
(評)「もうダメよ!」などと言われるとムカツクが、そっと飯を出されると抵抗できない。長年の経験から会得された奥さまの作戦。
関節の痛み茶碗がよく割れる 京都府 松本としこ
(評)歳を重ねるごとに不自由になってくる身体。割れても平気な安物の茶碗にするか、それとも、プラスチック製にするか。
メモをして話のネタを溜めておく 弘前市 高橋 岳水
(評)話題が豊富な人は、やはりそれだけの努力をしておられるのだ。ただ、あまり薀蓄が過ぎると敬遠されるので要注意。
空だけは変わらぬままの現在地 西宮市 牧渕富喜子
(評)ご近所の人も私自身も、そして、お店や住宅地の様子もすっかり変わってしまった。昔と同じなのは、あの青い空だけ。
八百長と人情相撲とは違う 八尾市 村上ミツ子
(評)相談して転ぶのが八百長。相手を思い遣って力を抜くのが人情相撲。人情相撲は「心の中」のことなので誰にも分からない。
上の写真、いずれも、本日午後4時過ぎからの散歩で写したもの。
いつもの散歩コース、丘の上を歩いていたら、山側から自動車の走行音。
「あっ、そうか!」と、初めて気がついた。開通した「東伯~中山道」だ。
散歩道を逸れて200メートルほど山道を行くと、道を跨ぐ陸橋に出た。
左の写真は、その橋から東側(琴浦東IC方向)を見たもの。向こうに見える橋と、私が立っている橋は、まったく同じ形状。
右の写真は、橋から西側(赤碕方向)を見たもの。いずれも初めて見る風景。
私には新しい世界で、ちょっと興奮。周囲に誰もいなかったのも嬉しかった。
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