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本日は「母の日」にて、母を詠った句をいくつかご紹介。それぞれ川柳マガジンの「名句を味わう理論と鑑賞」より転載。(今年を含めて過去の5月号に掲載のもの)

   母という見本があった老い支度     鳴子百合

   初キスはきっとうまれたとき母と    もりともみち

   留守電に元気ですかと母の咳      渡辺富子

   母が逝く 川の流れはそのままに    勢藤 潤

   旅先まで無理をしなやと母の声     初代正彦

   母親に会ったら脆くなるのです     早泉早人

   食べて寝て母を一人にして還る     今井奎子

   在りし日の母が歌っている土鍋     真理猫子

   かあさんがいるんだ鬼もにんげんも   日谷 寛

   交信する 母とおでこをくっつけて   池田文子

   かあさんに似てきたことが誇りです   籌(かぞえ)順子

   決められた薬飲まない母叱る      天根夢草

   見送りの母バンザイを繰り返す     松原末湖

   母の日の母はお経を読んでいる     原井典子(※)

   母の日に何が欲しいか言わぬ母     岩名 進

   消えそうな母と大きな虹を見る     居谷真理子

   毎日が母の日母は失語症        門村幸子   

 

(※)故・原井典子さんの句は2012年5月の掲載だが、その後、この作品について「母の日なので、優しいお母さんは、ご自分の母の位牌に向かって読経されている」という好意的な感想を聞かせていただいて「なるほど、そういう受け止め方もあるか…」と思った。     しかし、私がこの句から受けた印象は下記の鑑賞文の通り。以前から作者のシニカルな視線を知っていたので、このように冷めた受け止め方をしたのだろう。母を詠った句は数多あるが、いつも真っ先に思い出す句である。

 

   母の日の母はお経を読んでいる   原井典子

母の日なんて私には関係ない、とでも言うように、いつも通り仏壇に向かっている母。しんきくさいことである。家族が多ければお祝いパーティーでも出来るのだが、親ひとり子ひとりというような家庭ではどうも照れくさくて勝手が悪い。                          しかも、《死ぬと言う母に死んだらいいと言う》などという同作者の句から推定すると、センチメンタルなことが嫌いで、キッパリした性格なのだろう。母としても「今日だけ気を遣ってもらうなんて真っ平ごめん」なのだ。   ・                    「母の日」や「父の日」など、欧米の真似をした行事は、素直に感情を表すことが苦手な人にはなかなか馴染めない「はた迷惑」なこと。本句と同じような家庭も多いことだろう。(川柳マガジン・2012年5月号より転載)

 

本日も昨日と似た曇天だった。午後からは少し薄日が差してきたので気晴らしに車で10分足らずの道の駅「ポート赤碕」へ。写真、昼前の総合公園にて。駐車場横の花が鮮やかだった。2、「ポート赤碕」の東端にある日韓友好「風の丘」から見た赤碕港。3、同じ丘にある「石の風車」。風が強くて凄い勢いで回っていた。本日4,153歩。

 

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下は今日までに届いた句会や大会の中止(延期)情報です。総て把握していませんので、出席予定の会は主催者にお問い合わせください。日程の済んだのは細字にしています。(4月30日までのは消去。記録が必要な方は4月29日以前のブログをご覧ください)

5月2日(土)倉吉川柳会・月例会(鳥取)

5月2日(土)川柳塔まつえ・月例会(島根) ⇒ 投句方式に変更

5月5日(火)川柳瓦版・月例会(大阪)

5月7日(木)川柳塔本社・月例会(大阪)

5月9日(土)番傘本社句会・月例会(大阪)⇒ 誌上句会に変更(番傘誌5月号に案内あり)

5月9日(土)打吹川柳会・月例会(鳥取)

5月10日(日)桐生市川柳大会(群馬県・桐生市)

5月10日(日)川柳塔鹿野みか月・月例会(鳥取)

5月16日(土)筒井祥文追悼「らくだ忌」大会(京都)

5月16日(土)宿場町やかげ川柳大会(岡山)⇒ 誌上大会に変更(4月末日しめきり)

5月17日(日)第31回・時の川柳交歓川柳大会(神戸)⇒ 来年に延期

5月17日(日)第51回・北日本川柳大会(富山)

5月19日(火)川柳さんだ・月例会(兵庫県)

5月23日(土)井笠川柳会第21回笠岡大会(岡山)「事前投句の部」のみ誌上大会として実施

5月24日(日)川柳ふうもん吟社・月例会(鳥取)

5月27日(水)まなびや川柳会・月例会(鳥取)

5月30日(土)さいたま川柳大会(埼玉) 4月30日締切の誌上大会は継続

6月7日(日)「すばる川柳会」創立15周年記念川柳大会(神戸)⇒ 無期延期

6月8日(月)川柳塔本社句会・月例会(大阪)

6月13日(土)打吹川柳会・月例会(鳥取)

6月14日(日)全日本川柳秋田大会(秋田)⇒ 10月11日(日)に延期。

6月16日(火)川柳さんだ・月例会(兵庫県)

6月20日(土)よつがね・はばたき150号記念大会(島根)⇒ 誌上大会に変更

6月28日(日)鈴鹿市民川柳大会(三重)⇒ 2021年は6月27日(日)

7月7日(火)川柳塔社・路郎忌句会(大阪)⇒誌上句会に変更(投句用紙は塔誌6月号に同封)

7月19日(日)令和2年北海道知事賞・札幌市長賞北海道川柳大会(北海道) ⇒ 誌上大会に(5月31日締切)

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  1. 北田のりこ on 2020年5月10日 at 7:21 PM :

    エッ!、この重たそうな風車が回るのですか。

    • 新家 完司 on 2020年5月10日 at 7:29 PM :

      は~~い、写真では止まって見えますが、浜風を受けてすごい勢いで回っていました(発電機に接続せんと勿体ないな~、と思うほど…)。もちろん、石造りですが、回転部だけは鋼鉄製で、ベアリングを填め込んでいるのでしょう。

  2. くみ on 2020年5月10日 at 8:08 PM :

    完司先生 今晩は~✨
    何とも きれいな緑色が ちゃんと 写っていますね。爽やかさが 伝わってきます。

    • 新家 完司 on 2020年5月10日 at 8:40 PM :

      こんばんは~。
      きれいな緑色? ありがとうございます。散歩のときはデジカメとスマホを持って行って、どちらかで撮るか、両方で撮るか、しています。今回のは3枚ともスマホでした。

  3. 昌紀 on 2020年5月10日 at 8:49 PM :

    母の句。難しいですね。
    私も母が亡くなってから、自然に何句か溢れるように湧いてきましたが、句になっていたのかどうなのか。

    • 新家 完司 on 2020年5月10日 at 9:25 PM :

      そうですね、自分の母の句は甘くなってしまうのでしょうか。私も母を亡くしたときのをいくつか句集に収めていますが、読み返してみると、ちょいと恥ずかしい。
      でも、ここに掲出しているのは、いずれも冷静且つリアルでいい作品です。

  4. みほ on 2020年5月11日 at 1:01 PM :

    完司 先生

    こんにちは〜
    昨日は梅雨の時期のようなお天気でしたが〜今日は外出したら暑かったです。
    素敵な写真ありがとうございます。
    綺麗な景色を見ながらコーヒーを飲みたい気分です。
    「石の風車」こんなに重たそうなのが回るのですか?凄い〜
    足の調子は良くなりましたか?
    今日も素敵な一日をお過ごしください。

    • 新家完司 on 2020年5月11日 at 2:34 PM :

      こんにちは~。
      昼前散歩、軽く15分ほど歩いてきましたが、すっかり「初夏」の光と風で、とても爽やかでした。もっと歩きたいのですが、やはり左足の状態がイマイチ。無理をしてはいけないので、早目に切り上げています。夕刻も10分か15分にしています。
      この風車の他に、あと2つほどあるのですが、その2つは止まったまま、これだけが機嫌よくグルグル凄いスピードで回っていました。

  5. 池見静男 on 2020年5月11日 at 4:08 PM :

    完司様、

    石の風車にビックリしました。シャツター速度遅くしたら分かるのでしょうが、スマホでは駄目でしょうか?
    いつもすばらしい写真ありがとうございます。本日の江戸は真夏のような天気でしたよ。

    ご自愛のほどお祈り申し上げます。

    • 新家完司 on 2020年5月11日 at 5:42 PM :

      こんばんは~。
      以前、岡山道を走っていたら「石の風車がある公園」というような看板を見たことがあるので、先ほど調べたら、高梁市のHPで、グルグル動いているのが出てきました。【高梁市 石の風車】で検索したら出てきます。
      こちら鳥取も、今日は初夏の陽気で、少しだけ気分が晴れました。お大事になさってください!

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