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17日に届いていた「愛染帖」の応募作品(今回は282名)。昨日と今日の2日間で選評もPC入力も完了。見直して発送するだけ。今回のは4月号に掲載のためアップできず。 2月号に掲載のものからベスト10をご紹介。

 

五郎丸のポーズで

 

  【川柳塔2月号掲載 愛染帖】ベスト10句。

  五郎丸のポーズで赤子泣いている   大阪府  高木 道子

(評)イケメンのラガーマン「五郎丸」の集中ポーズが大ブレイク。集中して泣いている赤ん坊には悪いが、笑わせてもらった。

  ボーナスの話に耳が横を向く   枚方市  伊達 郁夫

(評)年に二回、リッチな気分にしてくれたボーナス。縁がなくなってからはニュースさえ目障り耳障り。年金にもボーナスを!

  縁起良いポストがあって遠まわり   鳥取県  斉尾くにこ

(評)ご近所ではなく、たまたま通りがかりに投函したポスト。それが誌上大会で天位!? その「ラッキー」が続けばいいのだが…。

  動物園駝鳥の餌を鳩が盗る   神戸市  上田 和宏

(評)駝鳥が追いかけても、鳩たちはパッと飛び立って逃げるだけ。気の毒な駝鳥、「俺も飛べたらなあ」と思っているのかも。

  あの人も逝った「東京物語」   橿原市  居谷真理子

(評)小津安二郎監督の名画「東京物語」。出演は笠智衆、東山千栄子、杉村春子、山村総、そして原節子。まさに往時渺茫。

  散髪が済めば今年の予定ナシ   枚方市  松原  保

(評)散髪をして新年を迎えよう、という気構えがあるうちは大丈夫だが、「予定ナシ」が続くとボケやすい。意識して予定を作ろう!

  予定ないからもう少し寝ていたい   海南市  小谷 小雪

(評)♪北風吹き抜く~寒い朝も~、こころひとつで暖かくなる~。という歌もあるが、誰が何と言おうとほっこり温い布団がいい。

  行きたいなマチュピチュ・ナスカ・ガラパゴス   大阪市  江島谷勝弘

(評)簡単に海外旅行が出来る時代になったが、未知の土地はいっぱいある。本気になれば行けるのだが、なかなか決心がつかない。

  金婚を区切りに別に寝るという   府中市  岸田  武

(評)五十年も一緒の部屋(一緒の布団?)で寝ていたのだから「もういいでしょう」。お互いに「独り」の予行演習をしなければ。

  五七五壁にぶつかり墓参り   米子市  見山 温子

(評)壁にぶつかったときの対処法は人によって異なるが「墓参り」というのはユニーク。ご先祖さまが知恵を貸してくれるのかも。

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  1. 大田かつら on 2016年2月20日 at 11:37 PM :

    エッ~❗50年も一緒のフトンに寝ちゃうの⁉たまに寝るから愛しくなるんちゃうかな☀人それぞれだから、それで良いのだね❗いろいろ想像させられました。墓参りの句はユニークな発想でつい顔が緩みました。こう言う句を見習いたい❗勉強させて頂きました。完司先生のブログ、いつも楽しみに期待しています❗スマホに替えてラッキーでした。

  2. 新家 完司 on 2016年2月21日 at 4:25 AM :

    おはようございます。
    ちょっと早すぎるけど、昨夜は早く寝てグッスリだったので、先ほど目が覚めました。
    いつも頂戴しているコメント、パソコンからではなくて、スマホからですか。そうだとしたら、ビックリポ~ン! 私、パソコンだったら長い文章でも平気ですが、スマホでは、せいぜい30文字程度のショートメールで疲れてしまいます。

  3. 茶助 on 2016年2月21日 at 2:59 PM :

    「美女でありつづけるために」
    『悲しい映画を見るのが好き。
    いっぺんキューっと思い切り泣きますと、顔まで奇麗になりますのよ』
    これは原節子さんの往年の名言です。
                            (。´Д⊂) ウワァァァン
    「往時美貌」
    彼女のあの永遠の美貌はこのように製造していたのですね。
                            ”φ(・ェ・o)~メモメモ

    • 新家 完司 on 2016年2月21日 at 7:39 PM :

      まいど!
      なるほど、「渺茫と美貌」ね。残念ながら、原節子さんには思い入れというか、強い印象はありません。やはり世代が違う所為でしょうか。「キューポラのある街」だったかの、吉永小百合が印象的だったけど、小百合が好きになったわけでもありません。まあ、女優に対しては、誰にも嵌らなかった、ということでしょうか。
      唯一、「モニカ・ビッティ」というイタリアの女優に痺れていたことがあります。

  4. 大田かつら on 2016年2月21日 at 5:49 PM :

    完司先生、裕次郎の「こぼれ花」の歌詞に「おまえも俺もこぼれ花」と言う箇所をふまえ、「こぼれ花男の傷を舐めている」かつら。こんな川柳作り提出、句会の互選で一点も(会員12名)共感する人おらんかった。思い入れの句だったのにショック⁉こんな句はアカンのですか?傷を持った男の心を垣間見た私。何もいわずただ温かい優しいハートで包んであげたいな、、。そう思って作ったこの句だから棄てきれない❗ひきずっています。茶助さんの言う哀しい映画はこれが解決しないと観れません❗助けてください。

    • 新家 完司 on 2016年2月21日 at 7:56 PM :

      まいど! 
      「こぼれ花男の傷を舐めている」←漠然として分かり難いですね。
      その原因は「こぼれ花」も「男の傷」も「舐めている」も、すべてメタファー(隠喩)だからです。
      「こぼれ花」←何かを喩えているのでしょうが、読者には、それが何かが分かりません。「男の傷」←これも明確な具象ではありません。隠喩です。「舐めている」←これも本当に舐めているのではなく「慰める」というような意味のメタファーでしょう。
      僅か17音で表現する1句の中に、隠喩は1個が限度。2個も重ねると、焦点がぼやけた分かり難い句になります。それを「奥行き」等と勘違いして、隠喩ばかりで表現した句も多々あります。難解句の多くはそのタイプです。が、それ等は実感をぶつけた本音の句のパワーには太刀打ちできません。
      この句には、読者のこころに訴える「具体的なもの」「真実の想い」が何ひとつありません。あるとしても「借り物の想い」でしょう。もっと「かつらさん自身の実感に基づいた句」でないと、読者の心に響きません。
      今回のは裕次郎の「こぼれ花」に、思い入れが強すぎた結果だと思います。

  5. 大田かつら on 2016年2月21日 at 8:17 PM :

    はあっ、、、溜め息❗やはり演歌好きがこうじるとこうなりますかね。なるほど❗ほんに☀ほんに☀大変勉強になりました。先生今夜からぐっすり眠れます感謝しています。ありがとうござきました。これで哀しい映画観れますね☀私は、釣りバカ日誌のスーさんが大好きだから❗余り哀しい映画は見ないからマツコデラックスみたいになったのかな⁉トホホ⁉

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