・8日(水)の夜、大阪からの帰途のこと。私はスーパーはくと11号の自由席のいちばん前の左座席に一人で座っていた。通路を隔てた右座席には若い男性が一人で座っていた。列車が鳥取のひとつ手前の郡家(こうげ)駅に停車していたとき、若い女性が慌てて降りて行った(と思った)。ところが列車が出てしばらくしてから、降車ドアのあるデッキから「すみませ~ん、すみませ~ん」という声が聞こえる。通路を隔てた右座席の男性も、その声に気付いて立ち上がってデッキに出ると同時に私も出たら、先ほど慌てて出て行った女性が、指をドアに挟まれてしゃがんでいた。
・推定するに、降りようとした直前にドアが閉まって、思わず手で止めようとしたのだろう。ドアに挟まれたのが腕なら、列車も検知して出発していないのだろうが、指なので検知できなかったのだろう。若い男性が、ドアの凹みに指を入れて引っ張るので、私もドアの先端のクッション部分に指を入れて引っ張るがドアはビクとも動かない。そのような状況を見た若い男性が3~4人応援にきてくれたので、ひとり宴会直後で酔っ払い気味の私はバトンタッチ。その間も列車はスピードアップして鳥取駅に向かって驀進。
・若者の誰かが非常用の電話で車掌室に連絡したのだろう、車掌がきて運転士に停止するように指示。列車が止まって、非常用コックでドアを開けて、ようやく女性が指を解放されたのは郡家を出てから10分以上も経っていた。その後、介護士という若い女性が指を診てさすったりニギニギするように指示したりしていた。(その女性が介護士と分かったのは、私の横で様子を見ていたご婦人が「娘です。介護士をしています」と隣のご婦人に言っていたから)
・次の鳥取駅で指を挟まれた女性も、助けようとした若者たちも降りて行った。みんなマスクをしていて顔は解らなかったが、キビキビした行動は映画のワンシーンを観ているようだった。
・写真1、2、擁壁ブロックの隙間で咲いていたヒメオドリコソウ。そして、芽吹きだした蔓。〔仕事と歩数〕しんぶん赤旗「読者の文芸」選考&インプットほか。5,261歩。
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