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本日、終日、川柳塔社『愛染帖』選評。今月の応募者251名。選は終了したが、寸評とパソコン入力は半分未完。
午後7;30分から先ほどまで、悪友ABとおしん。歌った曲と点数は下記の通り。
   あの丘越えて 84点
   十九の春   79点
   無錫旅情   85点
   旅鴉     80点

本日取り組んだ愛染帖は8月号発表のためアップ出来ず、6月号発表済みのものをご紹介。

 【川柳塔6月号 愛染帖】        
コンビニの前で花見の勢揃い  浜松市 岡田 史郎
(評)分かりやすい場所で駐車場も広い。おにぎりもお茶も酒も調達できるし、トイレも貸してもらえる。まことに便利なコンビニ。

脈絡もなく建っていくのっぽビル  京都市 高島 啓子
(評)それぞれのビルは明確な意図を持って建てられているが、ビルとビルには連携も調和もなく、互いに「関係ない」顔をしている。
           
視野狭く白でなければ黒である  唐津市 井上 勝視
(評)中庸を凡庸として嫌い、明確な黒白を求めたがるのが、潔癖な日本人の悪いところ。灰色の存在を偏見なく認めるのが大人。

弟も時々変なことを言う  大阪府 谷口  義
(評)「弟も」ということは「私も」ということ。二人とも変なことを言うDNAを持って生まれたのか、それとも老人ボケの初期?

とりあえず眼鏡の曇り拭いておく  大阪市 尾崎 ゆめ
(評)何事を行うにしても、雑念を取り除いた公平な目が不可欠。眼鏡の曇りを拭きながらこころの曇りも拭く。それが準備運動。

どうかせにゃすぐに死人の出る火災  池田市 上山 堅坊
(評)同感!火事のたびに何人か死んでいる。死者が出たからニュースになるのだろうが、あまりにも多すぎるのではないか。

変換のキーを頼りに出た漢字  東京都 清原 悦子
(評)まことに便利なパソコン。だが、たまには「あ・か・さ・た・な・は・ま」と辞書を引かないと、考える力が弱ってくる。

二次会で批判している一次会  枚方市 寺川 弘一
(評)先ほどまで楽しくやっていた会のことを肴にして飲み直し。で、三次会では二次会で消えた人を肴に…。懲りない飲兵衛たち。
           
給付金みんなさもしく手を出した  鳥取市 中宇地秀四
(評)「さもしい」と言ったり、「私は貰う」と言ったり。一国の総理たるもの、確たる信念もなく思いつきで喋ってもらっては困る。

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