本日も、散歩で外出した以外は、終日デスクワーク。到着したばかりの、川柳塔社『愛染帖』の選評。
応募者254名。入選者約半数。本日のは10月号発表のためアップできず。
8月号に掲載のものから、ベスト9句を以下に紹介する。
【川柳塔 8月号発表 愛染帖】
雷鳴にまだ生きる気で逃げ帰る 浜松市 岡田 史郎
(評)日頃は「いつ死んでもいい」とか「ポックリ死にたい」などと強がりを言っていても、いざカミナリが鳴るとコワイ!コワイ
年金は減ったがお布施減らせない 堺 市 志田 千代
(評)お布施は「お心のままに」が本来の姿。「収入が減りましたので…」と減額を申し出てもいいのだが、ちょっと言いにくい。
頑張れをムリするなよと言い替える 堺 市 羽田野洋介
(評)励ます言葉の定番「ガンバレ!」を嫌う人が増えてきた。が、それに代わる適切なものがない。さて「ムリするなよ」は如何?
雀チーチク便座ホコホコ一句練る 寝屋川市 太田とし子
(評)何物にも邪魔をされない個室。温かい便座に腰掛けて雀のさえずりを聞く、最高のひととき。名句が生まれる条件は充分。
上役の顔でワイフが指示をする 豊橋市 藤田 千休
(評)「指揮権を譲る」と言った覚えはないのに、いつの間にか攻守交替。すべてのことについて、指示される立場になっている。
実質の世帯主なら妻である 和歌山市 喜田 准一
(評)念のために「世帯主」を辞書で引くと「世帯の中心となる者」となっている。となると、どう考えても世帯主は妻である。
すみずみをほじくるこころもとない日 寝屋川市 森 茜
(評)自信があり安定しているこころは、些事にこだわらず、鷹揚且つ寛容である。重箱の隅が気になりだしたら、要注意だ。
貧乏に馴れるようにと躾する 四條畷市 吉岡 修
(評)ほしい物は何でも手に入ると思ったら大間違い。そのことを子供の頃に教え込まないと、とんでもないオトナになってしまう。
花水木が似合うおしゃれな若い家 和歌山県 森下よりこ
(評)明るい春の光にまぶしく光る花水木。北アメリカ原産という血筋のせいか、出窓のあるような、欧米風のハイカラな家が似合う。
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