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本日、朝9時10分出発。東郷湖畔の【水明荘】着は9時45分。10時より鳥取県川柳作家協会〔令和4年度理事・評議員会〕に出席。議題は「第45回鳥取県川柳大会」の報告&反省点。「第46回鳥取県川柳大会」の開催予定ほか多々あったが11時20分頃終了。

午後より昨日到着していた【愛染帖】の選考。第1次選はほぼ終了。明日から再チェックとPCインプット。今回のは塔誌4月号に発表のため、2月号掲載のものからベスト10をご紹介。

 

   【川柳塔誌2月号掲載 愛染帖】

   

   言葉だけ記憶に残る微積分   美作市  岡本 余光

(評)微分とか積分とか、そのような言葉だけは覚えているが、さて、内容は如何様なものであったか? その欠片さえ出て来ない。

   銀行の利息のような記憶力   大阪府  米澤 俶子

(評)今や「ごく僅か」という比喩の代表となった預金利息。記憶力がそのようになったとは、残念ではあるがまさにその通り!

   冷蔵庫明日すること貼って寝る   大阪市  岩﨑 玲子

(評)明日の予定などひと晩寝るとキレイに忘れてしまう。毎朝開く冷蔵庫のドアにメモを貼り付けておくのはグッドアイデア!

   職業欄「無職」の筈が何故多忙   宝塚市  丸山 孔一

(評)ヒマを持て余すようになるとボケる恐れあり。現役の頃より忙しいのは「川柳」のおかげではないか。有り難いことである。

   飲むほどに賢いことを言いたがる   神戸市  奥澤洋次郎

(評)酔っぱらいが声高に主張するほとんどは日頃から腹に抑えている自己主張や自慢。翌日は自己嫌悪で頭を抱えることになる。

   年齢をカミングアウトして自由   横浜市  加藤 佳子

(評)女性が「年齢不詳」でいたいのは少しでも若く見られたいから? そのガードを取っ払うと軽やかになるのかもしれない。

   へこむ日に限って猫が邪険にする   黒石市  石澤はる子

(評)へこんだ日、愛猫に癒してもらおうと思っていたらプイと逃げて行く。猫もへこんでいる人の傍にはいたくないのだろう。

    本心はポッケの中の綿ぼこり   郡山市  安藤 敏彦       

(評)いつも周囲に気遣って、ポケットの奥に仕舞い込んでいる「言いたいこと」。まるで綿ぼこりのように頼りなくなっている。

   蟹のタグもったいなくてコレクション   米子市  池田 美穂

(評)水揚げした漁港を示すブランドタグ。信頼できる証であるが、さて今シーズン中に何枚集めることが出来るのだろうか?

   小春日にじっくりと見る俵紋   安来市  原 徳利

(評)俵紋とは指の腹に出る縦皺のこと。これがあれば「食べることに困らない」「金持ちになれる」とのこと。私にもあるのはあるが…。

写真は本日、小雨の東郷湖。〔仕事と歩数〕鳥取県川柳作家協会会議出席。愛染帖選考。4,520歩(夕刻散歩のみ)。

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