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15日締め切りの塔社「愛染帖」、本日到着。今回の応募者262名。早速選考に着手。荒選のみ終了。今回のは2月号に発表のため、12月号掲載のものをご紹介。

   【川柳塔12月号掲載 愛染帖】

   受けた恩ぼちぼち返す募金箱   福井市  伊藤 良一

(評)生まれてから今日まで、数えきれない人からいっぱいお世話になってきた。皆様への御礼に替えての、ささやかな募金です。

   赤い羽根善人らしくしてくれる   香芝市  大内 朝子

(評)胸につけた赤い羽根は募金した証であり善人の証? 代議士連中がつけているのはその効果を知った上でのカモフラージュ。

   呆け防止孫に寿限無を伝授する   札幌市  三浦 強一

(評)寿限無寿限無五劫の擦り切れ、海砂利水魚の水行末雲来末風来末~~。教えるためには間違えてはならず、最高のボケ防止。

   娘からの絶交状も取ってある   東京都  川本真理子

(評)残すべきものとも思えないが、大事件の証なので親としては捨てられないのだろう。願わくば、笑い話のネタになっているように。

   初恋の人の旧姓しか知らぬ   松江市  中筋 弘充

(評)結婚したとは風の便りで聞いているが、顔と一緒に思い出すのは親しんだ名前だけ。ふんわり懐かしくちょっと切ない。

   直感で生きて生傷たえまない   松山市  柳田かおる

(評)あまりうじうじ逡巡せず、閃きを優先して走ってきた。「生傷」はあちこちにぶつかって出来たハートの打ち身だろう。

   老い方の手本を見せる車椅子   大阪市  髙杉 千歩

(評)車椅子は不便なこともあるが、失ったものを嘆かず前向きに! そのポジティブな生き方が後輩たちに勇気を与えている。

   たっぷりと眠って歳は忘れよう   豊中市  藤井 則彦

(評)老化現象の一つは疲れやすくなること。疲れると元気者でもネガティブになって余計年寄り臭くなる。眠るのが最高の薬だ。

   難しや花にケーキに薬の名   西宮市  緒方美津子

(評)花ではアベリア、コリウス、カルミア等々。ケーキではフィナンシェ、ティラミス、ショコラ等々。薬に至っては支離滅裂。

   コロナ後もマスク外せぬ顔である   米子市  妹能令位子

(評)外出時には必ずという習慣が身についてしまって、外すと何やら落ち着かない。顔もマスクを気に入ってしまったようである。

 

今日から明日にかけて今シーズン最大の寒気団が襲来。昼前散歩でも強風が吹き荒れていたので、風が来ない切り通しのような間道(写真)をブラブラ。ただ、伸び放題の竹藪(写真2)が強風の度に互いにぶつかって「ガラガラ!」とか「ゴンゴン!」とかの音が不気味だった。〔仕事と歩数〕愛染帖選考。4,585歩。

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