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●謹賀新年。経済効果が32兆円に上ると言われる東京オリンピック・パラリンピックがいよいよ開幕。五輪だけではなく、国内外で経済界に大きなインパクトを与える注目トピックスが目白押し。2020年はどんな年になるのでしょうか。(朝日新聞)

●1月11日:台湾総統選・議会選(台湾)与党・民主進歩党の蔡英文氏(現総統)と最大野党である国民党の韓国瑜氏(現・高雄市長)が対決する構図となっているのが、2020年1月に実施される台湾の総統選です。蔡総統は独立志向、韓氏は対中融和路線を掲げており、香港の大規模デモにからむ中国との関係について、台湾の有権者がどのような選択を下すのか注目が集まります。

●1月ごろ:NAFTAに代わる「USMCA」発効か。アメリカとメキシコ、カナダの間で結ばれている「NAFTA」(北米自由貿易協定)に代わる貿易協定として「USMCA」(アメリカ・メキシコ・カナダ協定)に関する交渉が、現在3カ国の間で進められています。早ければ2020年1月にも発効する見込みとなっていますが、アメリカとカナダではともに選挙を控えていることもあり、動きが遅れています。

●2月23日:初の令和天皇誕生日。日本では平成天皇の退位に伴って国民の祝日に関する法律が一部改正され、「天皇誕生日」が12月23日から2月23日に変更となりました。そのため2020年2月23日(日)は令和初の天皇誕生日となります。翌月曜日が振替休日となることから、2月22~24日は3連休となります。

●JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」が暫定開業。春ごろには、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」が暫定開業する予定です。高輪ゲートウェイ駅の開業はJR東日本が進める「品川開発プロジェクト」における核であり、2024年の本開業に向けて駅周辺の街作りが本格的にスタートします。

●五輪前に東京メトロの「虎ノ門ヒルズ駅」開業。新駅の開業としては「高輪ゲートウェイ駅」だけではなく、東京メトロの「虎ノ門ヒルズ駅」の開業に関心を寄せている人も少なくないでしょう。供用開始時期についてはオリンピック開催前とされています。駅と一体的に開発させる「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(仮称)」にも注目で、イノベーションの発信拠点も設けられる予定です。

●7月24日:2度目となる東京オリンピックの開会式 東京開催となる「第32回オリンピック競技大会」の開会式は7月24日に実施されます。過去最多の33競技・339種目でメダルが競われ、8月9日に閉会式が行われます。パラリンピックの開会式は8月25日、閉会式は9月6日です。東京五輪の開会式と閉会式に合わせ「海の日」が7月23日、「スポーツの日」(体育の日から改称)が7月24日、「山の日」が8月10日に変更されます。

●9月:デモ長期化の香港で立法会選挙 市民デモが続いている香港では、年9月に香港立法会(議会)選挙が行われる予定です。政府は争点になった逃亡犯条例の改正案を既に撤回したものの、市民デモでは普通選挙の実現などを求める声が高まっており、民主化の進展に向けた動きが次の選挙を契機に進むかについて注目が集まります。

●10~12月──米大統領選、トランプ氏も再選目指す

●10月20日:ドバイ万博が開幕 5年おきに開催される「国際博覧会(万博)」。2025年は「大阪」が開催地に決まっていますが、2020年はドバイで開かれます。日本も約6カ月間の会期中、「日本館」を会場に設け、次期大阪万博に向けて日本の文化や技術などをアピールする予定です。

●11月3日:トランプ氏が再選を目指す米大統領選 米大統領選挙が2020年11月3日に実施され、トランプ大統領が再選を目指します。米中貿易摩擦が深刻化する中、来年の大統領選の行方は世界において最も関心が高いトピックスの一つです。選挙前の情勢予測、そして選挙結果は、株式相場や為替相場にも大きな影響を与えます。

●12月末:人気アイドルグループ「嵐」が活動休止 約250万人のファンクラブ会員を抱えると言われる人気アイドルグループ「嵐」が、12月末で活動を休止します。関西大学の宮本勝浩名誉教授は、活動休止までの2年間で嵐が生み出す経済効果は3000億円を超すという試算を発表しています。

●その他──西アフリカで統一通貨、5G普及で車業界にパラダイムシフトも そのほか2020年の国際トピックスとしては、西アフリカで統一通貨(共通通貨)として「ECO(エコ)」が導入される見通しとなっていることにも注目です。

●日本関連では教育トピックスとして、2020年度から小学校におけるプログラミング教育が必修化されることにも関心が集まります。また大学センター試験が2020年1月で廃止され、それに代わる「大学入学共通テスト」の実施に向けた準備も進められます。

●また2020年は日本そして世界で「5G」サービスの普及が本格化する年となります。5Gはデータ通信が常時必要な自動車の自動運転化を実現させるカギとされ、自動車業界に大きなパラダイムシフトをもたらすとされています。

●広い視野で国内外の情勢のウオッチを 2020年、日本では東京五輪に合わせて新駅開業によるまち作りも進み、海外では米大統領選など政治のトピックスも盛りだくさんです。国内外のあらゆる出来事が、生活に影響を与えることもあります。東京五輪に限らず、広い視野で国内外のさまざまな出来事に注目してはいかがでしょうか。

明けましておめでとうございます。曇り所により晴れ。5~10度。今日は令和2年1月1日(水)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。今日は①地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が本格始動。②初詣(東京都渋谷区・明治神宮ほか)。「今日の一句」は1年の初日。「路」の「推薦句一覧」「句会案内」「茂男の句」の2020年枠も作っていただきました。私は朝一で家の神々へお参り。神明社へ初詣。神明社境内で初日の出を拝む。11時頃から、喪中ですが実質的な「元旦新年会」。参加者は子と孫、ひ孫で10名。姫一家はインフルエンザで弟妹は喪中で欠席。私が出来るのはお酒「獺祭(社長さん曰く『酔うための酒でなく 味わう酒』と。)」ジュース類、お寿司、ピーナッツなますだけ。素敵なお節はお隣りの奥さまの手作りです。また、気が向けばお別れのラーメンを作りましょうかね。今日は谷川俊太郎の詩「朝」です。

【朝】    谷川俊太郎
また朝が来てぼくは生きていた
夜の間の夢をすっかり忘れてぼくは見た
柿の木の裸の枝が風にゆれ
首輪のない犬が日だまりに寝そべっているのを

百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
あたり前なところのようでいて
地上はきっと思いがけない場所なん

いつだったか子宮の中で
ぼくは小さな小さな卵だった
それから小さな小さな魚になって
それから小さな小さな鳥になって

それからやっとぼくは人間になった
十ヶ月を何千億年もかかって生きて
そんなこともぼくら復習しなきゃ
今まで予習ばっかりしすぎたから

今朝一滴の水のすきとおった冷たさが
ぼくに人間とは何かを教える
魚たちと鳥たちとそして
ぼくを殺すかもしれぬけものとすら
その水をわかちあいたい
※谷川俊太郎<詩集 空にに小鳥がいなくなった日
所収>

●【運は弱者のムチにして、勇者の杖なり】(ローウェル)



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おめでとう五輪五輪の初日の出”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2020年1月1日 at 10:31 AM :

    茂男さん、あけましておめでとうございます。
    当たり前のようでいて思いがけない場所で、無事に朝日を迎えられたことを喜びます。世界にも日本にも、今年もいろいろな行事があるのですね。目の前と身の周りのことばかりで過ごしてしまう毎日ですが、もう少し広い視野も持てたらいいなと思います。
    今年も茂男さんファミリーにとって、いいことがたくさんありますように。

    • 二宮 茂男 on 2020年1月1日 at 11:09 AM :

      恵さん、明けましておめでとうございます。横浜もこの辺りは所によりまして、9時過ぎにお日さまの恵を浴びております。お陰さまで2020年のスタートは太陽にも味方していただきます。今日はお揃いで素敵な新年を迎えられたことお喜び申し上げます。どうぞ、お揃いでお楽しみください。我がファミリーはお隣の長男が学生生活を終え社会人になります。体育系で口が重い男ですので、職場にうまく馴染めるようにと祈るような気持ちです。そろそろお隣からお節が運び込まれます。お寿司屋さんが来る時刻です。楽しませていただきます。今日もありがとうございます。

  2. たむら あきこ on 2020年1月1日 at 11:24 AM :

    明けましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします。

    びっくり。
    谷川俊太郎のこの詩は、前にあきこも新年のごあいさつにつかったのね。
    今年は…と考えて、「生きる」という詩をアップしております。
    谷川俊太郎、いいですね~。
    短歌も、俳句も、川柳も詩。
    今年はいろいろとやってみようと思っています。

    • 二宮 茂男 on 2020年1月1日 at 5:20 PM :

      あきこさん 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。大活躍ですね。横浜で見上げています。三柳先生が亡くなってお会いする機会が少なくなりましたね。寂しいです。ところで、巷では、「あきこさんの世界は難しくて親しめない」と。私もそう思います。今日もありがとうございます。

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