寂しいね餅つき除夜の鐘消える
年末の風物詩となっている除夜の鐘や餅つきが、騒音を訴える苦情や流行するノロウイルス感染への不安から中止される例が相次いでいる。伝統文化として継続を願う声も多く、専門家は「共同体の足腰が弱るのでは」と懸念している。大みそかの深夜、人間の煩悩の数とされる108回打ち鳴らされる除夜の鐘。東京都小金井市の千...【続きを読む】
焼け野原奇跡無傷の一軒家
新潟県糸魚川市中心部の大火発生から1週間を迎えた29日、市は生活再建に向けた支援金などの配布を開始。市役所近くに置かれたボランティアセンターを前線基地に、地元の工場に勤める会社員らによるボランティア活動も本格化した。一方、同所では、焼け野原の中にほぼ無傷で残った2階建ての一軒家が「奇跡の木造住宅」と...【続きを読む】
今年からまた楽しみな花の2区
青山学院大の優勢が伝えられる箱根駅伝2017。往路のキーワードは、久しぶりに「花の2区」になりそうだ。1970年代中盤まで、2区は25kmを越える長丁場だった。瀬古利彦さんは1977年から1980年まで2区ひと筋だったが、当時の2区の意味合いをこう語る。「私の場合、12月第1週に福岡国際マラソンを走...【続きを読む】
ただ一人将棋ソフトが笑ってる
将棋の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを不正に使ったと指摘された問題で、日本将棋連盟から委嘱を受けた第三者調査委員会が「不正の証拠はない」との結論を出したことを受け、連盟の谷川浩司会長らが27日、都内で記者会見をした。谷川会長は「(連盟の対応は)妥当だったとはいえ、三浦九段につらい思いをさせ...【続きを読む】
450基脱原発の世で動き
東電福島第1原発事故や高速増殖原型炉もんじゅの廃炉で、強い逆風が吹く日本の原発。ただ世界では450基が運転可能で、エネルギー需要が急増する新興国では新増設が相次いでいる。安全面で反対の声はあるものの、ドイツなど「脱原発」は少数派だ。国際原子力機関(IAEA)によると、世界の原子炉は12月25日現在、...【続きを読む】