日本の来た道共に学ぶ道
中国から飛来し、健康への影響が懸念されているPM2・5について、環境省の専門家会合は27日、住民に外出を控えるよう呼びかける注意喚起を行う濃度は、大気1立方メートル当たり1日平均70マイクロ・グラム超とする暫定指針を決めた。実際に注意喚起があるのは、全国の日数を合わせても年間10日程度とか。健康を...【続きを読む】
日本をぐらぐら揺する伊の叫び
イタリア総選挙は25日、財政再建・緊縮策支持派が下院で過半数を握ったが、上院では過半数割れ。イタリア政局の混乱は必至で、緊縮支持派と反緊縮派が大連立で合意できない限り再選挙。イタリアの上下両院の権限は同等で、同じ陣営が両院で過半数を得ていない場合は首班指名すら難しい。イタリアの政局不安、財政悪化、...【続きを読む】
ハイエナがにらむ日本の台所
民主党がなびいて次期日銀総裁有力な黒田アジア開発銀行総裁は、官僚で天下り大将。元財務官でその後も国際機関のトップとして現役の国際金融サークルで活躍、市場関係者からは世界への情報発信力が期待されている。黒田氏には、アベノミクスで日本経済がデフレから脱却するために必要な政策を海外に納得してもらうこと。...【続きを読む】
おいしいと褒めて残りは持ち帰り
習氏が就任してから100日、「人民日報」など主要紙は一斉に、習総書記の新指導部の下では「目に触れ、耳にするものすべてが新しい」と持ち上げる。3月5日の全人代で習氏への権力移行が完了するのを前に、親しみやすい指導者像を強調。記事は、習総書記が貧困にあえぐ農民やエイズ患者らへの慰問を続け、タクシー運転...【続きを読む】
コメよりも米へ舵切る日本丸
米が主導するTPPに日本が参加した場合の日本経済への影響について、政府が試算した。国内の農産品が輸入の増加で圧迫されるマイナスの影響よりも、多くの分野で輸出が増えるプラス効果が大きく、GDPは3兆円押し上げられるというもの。安倍首相はこれを根拠に、TPP参加のメリットを国民に訴え、来月中にも正式に...【続きを読む】