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●北方領土交渉の進展が期待される今日22日の日露首脳会談ですが、北方領土をめぐっては、歯舞群島と色丹島の返還を軸とした「2島返還プラスアルファ」論も報じられるようになってきました。しかし、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「ロシアは最初から1島たりとも返すつもりはない」と指摘します。それはどういうことなのか。これまでの北方領土交渉の経緯を振り返りながら、黒井氏が語ります。

●「なぜ日本政府はいつも島のことばかり言うのですか。ロシアの領土を私たちが渡すわけがないじゃないですか。形だけでも交渉してくれと日本の外務省が頼んでくるので、何も約束しない範囲で付き合っていますけど、これいつまで続けるつもりなのですかね」これは1990年代のエリツィン政権時代に、プライベートで交流があったロシア外務省の日本担当者が私に言った言葉です。(黒井氏談)

●私はかつてモスクワに2年ほど住んだことがあり、北方領土問題についてロシア側を取材していたことがあります。日本では1991年4月のゴルバチョフ初来日の前あたりから、日本の経済協力と引き換えにロシア(ソ連)が北方領土を返還する可能性があると度々報じられてきました。日露交渉はエリツィン時代も続き、「交渉進展か」との観測記事も頻繁に報じられてきました。それはプーチン政権になっても同様で、今日まで続いています。(黒井氏談)

●ところがこの28年間、1ミリたりとも領土は返ってきていません。つまり、繰り返されてきた領土返還を期待させる報道は、すべて「誤報」だったわけです。(黒井氏談)

●この日本メディアの報道を私は不思議に思っています。というのも、ロシア側からは28年間、領土返還への取り組みを示す情報が一切、出てきていなかったからです。ロシア側の政官界を取材して私が最初にこの問題の記事を書いたのは、前述したゴルバチョフ初来日の直前で、「最弱の支配者ゴルバチョフでは北方領土は還らない」という週刊誌記事でした。その後、エリツィン時代も同様の記事を発表してきました。(黒井氏談)

●プーチン政権になってからはこの問題で現地取材はしていませんが、特にロシア側の情報を細かくチェックしています。日本メディアが「交渉進展か」と報じる度、その根拠が「日本側の関係者がそう言った」以外にファクトが一切存在していないことを確認しています。(黒井氏談)

●さあさあ、どうなりますか。具体的な成果は出ますかね。今日の会談も厳しいものになりますね。

今日は1月22日(火)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①日ロ首脳会談(モスクワ)。日ロの世論を納得させる妥協案を模索する。②ジャズの日とか。私は時事の誌上句会の選。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は誰でも知っている今川乱魚先生の句です。

●いい土に還ろううまいもの食って    今川乱魚
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)

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