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禁煙か分煙か――。厚生労働省の受動喫煙対策を強化する法改正案をめぐり、与党内から異論がでて法案提出が見通せない中、世界保健機関(WHO)のダグラス・ベッチャー生活習慣病予防部長が7日、塩崎厚労相を訪ね、公共の場での屋内完全禁煙を要請する文書を渡した。WHOのマーガレット・チャン事務局長による厚労相宛ての文書は、受動喫煙のない東京五輪の実施や、飲食店や事業所を含む公共の場での国レベルでの禁煙を求めている。文書を受けた塩崎厚労相は「(現在の法改正の)厚労省案を下回らない水準で、対策をとらなければならない」と述べた。ベッチャー氏は世界保健デーの7日に合わせて来日。東京・新橋の飲食店の視察もし、「分煙では不十分。たばこを吸う場所で食事をするなんてありえない」と話した。禁煙席と喫煙席の間に仕切りがない様子を確認し、全面禁煙の必要性を強調していた。私は全面禁煙大賛成です。

今日がお誕生日の方、おめでとうございます。4月9日(日)の花は「オキナグサ 」、花言葉は「華麗 告げられぬ恋」。今日は①知事・市長選=秋田②政令市長選告示=名古屋③県庁所在地市長選告示=富山、松江。私は町田市の桜を見せるとやって来る姫を妙蓮寺の「甘茶」でおもてなし。今日はこの日和歌山県に生まれた詩人、小説家の佐藤春夫氏(1892~1964)の「夫人トレード」の嘘のようで本当のお話。

あわれ 秋風よ 情けあらば伝えてよ 男ありて 今日の夕餉に ひとり さんま食らいて 思いにふける と

A、B、二人の親しい男友だちがいた。AはBの奥さんに惚れてしまい「譲ってくれよ」と、頼んだ。話はうまく運びそうに見えたが、最後のところで、Bが「やっぱりダメだよ」という。Aは秋の夕べにサンマを一人焼きながら、破れた恋を思う。引用したのはその心情をうたった「秋刀魚の歌」の冒頭の部分。そして、Aは佐藤春夫、Bは谷崎潤一郎。日本文学史の有名なエピソードですね。

 



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禁煙で東京五輪みな笑顔”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2017年4月9日 at 6:28 PM :

    茂男さん、こんばんは。
    文学者であっても恋に落ちた時は普通の人になってしまうのかな。それにしても突飛なことを考えるものですね〜。
    今日はお姫さまと楽しい時間をお過ごしで良かったですね。桜も素敵ですが、あちらこちらで枝垂れの桃の花を見かけるとうれしくなります。雨模様でしたが車の中からのお花見ができました。
    明日からまた新しい一週間。元気でがんばれますように。

    • 二宮 茂男 on 2017年4月9日 at 7:01 PM :

      恵さん、こんばんは。「話はうまく運びそうに見えたが、最後のところで、谷崎潤一郎が「やっぱりダメだよ」というところが凡人とは違いますね。ところで、今日は姫のご案内で終日楽しいお花見になりました。桜は満開でした。桜を見上げて公正証書の内容について忌憚のない意見を交わし了承をいただきました。これも収穫です。明日からまた新しい一週間が始まります。お互いに元気で頑張りましょう。

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