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 全国の書店員が「今いちばん売りたい本」を決める『2015年本屋大賞』の発表会が7日、都内で行われ、上橋菜穂子氏の『鹿の王』( 角川書店)が大賞に選ばれた。上橋氏は、昨年、1994年に受賞したまど・みちお氏以来日本人作家としては2人目となる国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。受賞作は未曾有の危機に立ち向かう父と子を描いた長編作品。上巻の「生き残った者」、下巻「還って行く者」の2巻が刊行されている。上橋氏は1989年に『精霊の木』で作家デビュー。主な著書に『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズや、「獣の奏者」シリーズなど。なお、『精霊の守り人』は2016年より女優・綾瀬はるか主演でNHKにて「大河ファンタジー」と銘打ちドラマ化が決まっている。受賞のトロフィーを手にとった上橋氏は「本屋さんとは、子どもの頃から一緒に人生を歩んできた。人生で初めてのアルバイトは書店でした」といい、「ですので、書店の皆さんが本を読んでくれて、『面白かった』と投票してくれたのが本当にうれしい」と喜びを語った。

 今日がお誕生日の方、おめでとうございます。4月8日(水)の花は、岐阜県の県花「レンゲソウ(蓮華草)」、花言葉は「私の苦しみを和らげる・感化」。今日は①参院予算委員会集中審議(~9日)②日米防衛相会議(防衛省)③3月の景気ウオッチャー調査(内閣府)④2月の国際収支(財務省)⑤ギリシャとロシアの首脳会談(モスクワ)⑥米連邦公開市場委員会議事録。⑦天皇、皇后両陛下がパラオ公式訪問(~9日)私は白根教室の学び合いとお花見。妙蓮寺御題目講はお休み。ところで、先人・三條東洋樹氏曰く「人に物ただやるにさえ上手下手-という古川柳がある。子にはミルク、パパにはお酒が喜ばれるが、その反対の贈り物では知性が疑われる。本誌を待ち焦がれる人もあれば、封を切らない人もあるかも知れない。応答のない人には、子どもに酒を贈っていたと気づくべきだった(昭和36年4月)」と。待ちこがれる方へお届けする柳誌、素晴らしいですね。東洋樹氏の句。
 金持ちの苦労を笑う酒徒二人
 葉桜を抜け懐かしむ手打ちそば
 親はまだ判らず孤児にある黒子 など



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売りたくて買いたい本に「鹿の王」”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2015年4月8日 at 7:45 AM :

    茂男さん、おはようございます。
    上橋菜穂子さんの「獣の奏者」は私もとりこになりました。読んでいる間はすっかり物語の世界に入ってしまいます。「鹿の王」も早く読みたくてワクワクしているところです。当然の受賞ですね。 
    レンゲソウのように心の悩みを和らげていい方向に感化して下さるこのページを毎朝待ちこがれているのは私だけではないでしょう。今日もお元気で良い一日になりますように。冷たい雨にはお気をつけてお出かけ下さいね。

    • 二宮 茂男 on 2015年4月8日 at 7:58 AM :

      恵さん、おはようございます。上橋菜穂子さんの「獣の奏者」、すでに、読まれましたか。「鹿の王」は、長編らしいですね。ところで、レンゲソウ、小学生のとき飼っていた兎たちの大好物。よく、田んぼへ取りに行きました。今朝も、ありがとうございます。雨の日も爽やかに。

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