今日は日本中、やさしいひな祭りの日である。どこの店でも、買い物に行っけば、♪あかりを付けましょ ぼんぼりに と、うれしいひな祭りを、流している。昭和14年、尋常高等小学校入学の、私は、この歌よりも、雛の宵 の方がなじみ深い。昭和10年に文部省唱歌になったこの歌は、小学校3年生くらいまではよく歌わされたのを、なぜか今でも、1番だけはよく覚えている。♪雪洞に灯をいれるとて/電灯ことさら消すもよし/瓔珞揺れてきらめきて/物語めく雛の宵 小学生低学年には、文字も、言葉も難しいが、かつての日本人の魂が宿っているように思える。
また今日は、3月3日の語呂合わせで、耳の日だそうである。亡くなったおふくろの話では私の耳は福耳で、運勢が良いと易者に言われたそうであるが、よく見るとほくろがあるので、悲しいかな親に縁が薄いと、言われたそうである。ぞのせいか確かに、親父は私が5歳の時に、30歳で亡くなっている。母親は去年50回忌を済ませたが、63歳で亡くなっている。私は現在90歳、妹は88歳、両方とも長寿である。
万歩計は、4.945歩