先生に酒も習った定時制
先生の訃報を新聞で知った。95歳。先生は特攻の生き残り。軍隊のことはあまり話されなかったように思う。2年上のクラスには特攻の生き残りの生徒もいた。昭和29年ころのことであった。令和も4年になると世の中はずいぶん変わった。家内でさえ終戦時、小学1年生。江田島兵学校の対面の、当時、佐伯郡大柿村飛渡瀬生ま...【続きを読む】
暗がりの出口で象がうずくまる
なんでか知らないが、川柳には象がよく出てくる。存在感はあるが、善人の象徴かもしれない。
夕べは夏蒲団から、厚手の毛布に途中で変えた。開けっぱなしの窓も締め切り、扇風機も止めた。寝心地が良かったのか、目が覚めたら、8時だった。家内はもう起きて着替え、カーペットのゴミを、一生懸命にとっていた。開口一番ど...【続きを読む】
リュウマチの注射娘が来てくれる
月に1回リュウマチの、皮下注射を家内にする。娘の指導で私でも打てるようになっているが、娘の都合がつく時は、娘が来て打ってくれる。それに今日は節子が来るよというと、家内が、何となく元気が出るので、注射の後3人で昼食を食べに行くことにしている。今日は鳥と魚の専門店へ行って、メバルの煮魚定食を頂いた。おい...【続きを読む】
猛暑日へガリガリ君の世話になる
3時のオヤツには、決まってガリガリ君の世話になっている。安いのと、昔のアイスケーキに一番近い味をしているように思う。入れ歯にしみるが、氷菓子がこの時期欠かせない。時々誰かが来たと、玄関に出るほかは何も変わったことはなく、時間を見てお茶を飲ませ、トイレに行く回数をチェックするだけで、介護と言っても、手...【続きを読む】
ポイ捨ては平気な土足厳禁車
現役のころ、一匹オオカミの大型ダンプ運転手に、こんな人をよく、見かけたものである。窓から吸殻をポイ捨てする癖に、助手席に乗ろうとすると、靴を脱がされたものである。外観は法律ぎりぎりの、デコレーションを飾り付けていたのも、忘れられない。今でも街を走っている、大型ダンプカーは外観はきれいだ。そんな車を1...【続きを読む】