
なにくそと老化の足へ一万歩
標題の句は、平成最後4/29の新聞柳壇に掲載された句。今月4月の平均1日当たりの歩数は、7.802歩。私のウオーキング歴は2000年1月1日に始まり、その時、地球1周4万キロを10年で歩くことを決心し、8年10か月で達成。それから、2回目の地球1周を目指しているが、あれから、約12年経った時点で、2...【続きを読む】

九条を甘く見ているPKO
この句を作った頃には、イラクへのPKO派遣が問題になっていた頃の事である。しかし今では、PKOは普通になって、問題にもならない。アメリカとの武器購入の契約をしたと新聞は報じていた。10年20年のスパンで、近代史を見てみると、確かに日本は戦争に近づいているように見える。
町内のGG大会があったので参加...【続きを読む】

葉桜や忠義桜の院の庄
社員旅行の時に立ち寄った、忠義桜の故事を忍んで一句。言葉を並べただけであるが、アルバムをめくれば、懐かしさがひとしおである。
広島県一円から、ハーモニカアンサンブルに、200名近い人が集まってきた。楽屋でのリハーサルにも、力が入り、本番は開...【続きを読む】

眉上げて正論の友命絶つ
小学生の子供二人を残して、友達が命を絶ってから40年も前の事である。徹夜で飲み明かした彼の口からは、しょっちゅう三島由紀夫が口の端の上ったのを思い出す。それに引き替え、私は万節を穢しながら生きながらえ、家内の面倒を見ることになった。これも一つの生き方だと思い、老骨に鞭打って頑張っている。
家内は今日...【続きを読む】

談合は喧嘩の強い方が勝ち
談合の場に居合わせたことは数えきれないが、10人くらいのメンバーの中の二人の話が付かない時に、8人の中の有力者が、それで話かつかつかないときには、協会の顔役が出て話をつけるが、それで纏まらない時には、バラと言って、10人が思い思いの札を入れることになる。話がついても、つまり談合が成立しても、バラにな...【続きを読む】