写真はハクセンシオマネキの決闘5/24中国新聞より
三原市には二級河川沼田川(ぬたがわ)西から東に流れています。その川に懸っているjRの鉄橋が、昭和20年のルース台風によって、破壊され、沼田川右岸の和田と言う部落に仮駅ができて、引揚者が苦労したことが、宮本百合子の小説、播州平野に出ている。それは余談ですが、写真のシオマネキが、私の散歩コースである、鉄橋の近くにたくさん住んでいます。足音がするとすぐに穴に入るので、しばらくじっとしていると、また、のそのそと這い出てくる姿は何とも、ユーモラスである。しかし、ひとたび穴を間違えて、領土侵略をすると、写真の決闘状態になる。よくよく観察を続けると、もっぱら専守防衛で、自分から戦争を仕掛けることはない。どこかの国の政治指導者たちにも、広島だけでなく、沼田川のシオマネキ観察会をしてもらいたいものである。