タクシーに乗って心霊スポットを巡る。そんなツアーを神奈川県に拠点を置くタクシー会社、三和交通が夏季限定で行っている。業界では異例の試みで、7月24日からこの企画を始めると、すぐにSNSなどで拡散され話題となった。7月上旬に企画を発表すると、わずか3日で完売。予約待ちも30~40組に達している。「本当に出る」場所を厳選したという同ツアーだが、果たしてどんな場所を巡るのだろう。日刊スポーツの新人記者松尾幸之介氏の体験記。霊との対面におびえつつ、意を決してツアーに参加してみた。8月某日の夜、新横浜駅に待ちあわせて待っていると、時間通りに1台のタクシーがやってきた。運転手と軽くあいさつを交わすと、「1人で大丈夫ですか」と問われた。私は霊感もないし、霊を見たこともない。「自分は大丈夫です」と答えると、「みなさん初めはそう言われるんですよね」と運転手は不敵な笑みを浮かべた。「何か起こるかもしれない」。そんな不安に駆られながら後部座席に案内された。座ろうとすると足元に早速何かがいる。セミの死骸だ。タクシーにセミが入るだろうか。これは仕掛けなのか。さまざまなことが頭の中を駆け巡り、「あの~。セミの死骸が足元に…」と運転手に伝えた。「本当ですか。おかしいですね~。仕掛けじゃありませんよ」。一抹の不安を抱えたまま、安全の保証に関する誓約書にサインをして、タクシーは出発した。
(1)サラリーマンの霊が出るトンネル
日産スタジアムを横目にしばらく車を走らせると、最初の心霊スポットに到着。人けのない真っ暗な道の先にトンネルがあった。過去にここでサラリーマンが自殺をしたらしい。少し手前で車を止めると「トンネルの先まで歩いてください。その先でまた迎えにいきますから」。え~。そう言われ、カメラ片手に1人で歩いた。トンネルの入り口付近には防犯カメラが設置されている。ところが、道路全体を見渡す角度に向けられておらず、なぜか真下を向いていた。「あれで何が撮れるのだろうか」。そんなことを思いながら50メートルほどのトンネルを通り過ぎた。静寂の中に、私の足音だけが響いた。無事にトンネルを抜けると暗い空き地にエンジンのかかった別の車がポツンと止まっている。誰も乗っていない。不穏な空気が漂う中、しばらくしてタクシーが迎えにきた。幸い私は何も見なかった。車について聞くと、「いつもはないですね。何なんだろ。仕掛けじゃないですよ」。徐々に運転手さんへの信頼が揺らいできた。
(2)少女の霊が出るという交差点(3)廃虚ホテル(4)古びた整備工場(略)
すでに予約でいっぱいだが、プレミアム感を出すため追加開催の予定はない。料金は1組6000円で2~4人で参加できる。希望があれば1人でも運行する。ツアー開催の発表後、自社ホームページの閲覧数が普段の1日500ほどから1日1万まで増加。広報担当によると「PRという意味では大成功」だという。ひとりでは怖いので、仲間と吟行でもと考えています。
今日がお誕生日の方、おめでとうございます。8月17日(月)の花は「ノコギリソウ(鋸草)」、花言葉は「戦い・忠実」。葉が、櫛の歯状にまるで鋸のようにギザギザに切れ込んでいるところから。白またはピンク色の花が咲く。今日は①4~6月期国内総生産(GDP)速報値(内閣府)②韓国の朴大統領名誉毀損事件で産経新聞前ソウル支局長の公判(ソウル)③国際宇宙ステーションへの無人補給機「こうのとり」5号機搭載のH2Bロケット5号機打ち上げ(鹿児島県南種子町)④総合 全国中学校体育大会(~25日、秋田県立総合プールほか)⑤スリランカ総選挙。私は10時に10余名で大倉山記念館で「誹風柳多留展」、13時かながわ県民センター「路」句会。宿題「ひざまずく」の選を努めます。ところで、「川柳研究」8月号拝受。巻頭言で渡辺 梢氏曰く「(略)NHK学園主催の伊香保大会のメインは対談。聞き手の駱舟氏は手馴れたもので、宇多喜代子さんが選んだ特選句にツッコミをいれたりと甘くはない。宇多氏は俳句と川柳の違は「切れ」だと仰る。また、すべてを述べないのが俳句。「切れ」で説明を省き、読み手に感じさせるのが俳句。ここで駱舟氏から面白い質問が飛びだした。「俳句から見て、川柳は気持ち悪くはないですか?例えば季語の重なりなど・・・」。これに対して「ありません。川柳は季語を季語として使ってないでしょ?」と逆質問。それでも川柳作品に頻繁に出てくる「春うらら」は気になると言う。「うらら」だけで春の季語、この季重なりは気になると強調された。「春うらら」が好きで、かなり使ってきた私は赤面の思い出聴いた。では、川柳から見て俳句の気持ち悪いところはどうかと考えてみた。私は季語に必然性を感じないときと答える。季語が動く状態は気持ちが悪い(略)」と。梢氏の句。
ひとつずつ潰して晴れるスケジュール
粛々と耳の遠さを武器にする
夫婦互いに呆けの点検司る など
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