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 地下鉄サリン事件20年 当時14歳の少女は3児の母になりました。地下鉄サリン事件に巻き込まれ、生死の境をさまよった1人の少女。あの日から20年がたち、成長した少女は母親となり、事件の記憶を次世代に語り継いでいます。午前8時、今からちょうど20年前の3月20日、多くの人が利用する、地下鉄築地駅に到着する電車内で、サリンがまかれた。ただ、当時の事件を思い出させるようなものは、見渡すかぎり何もなく、いつも通りの朝を迎えていた。事件発生直後、サリンを吸った乗客が地上にあふれ、混乱する築地駅。そこに、制服姿で倒れ、担架で運ばれる少女の姿があった。三浦由美さん、当時14歳。通学途中に事件に巻き込まれ、意識不明になったが、一命を取りとめた。(略)三浦さんに、当時の映像を見てもらった。三浦さんは「思い出した。救急車で運ばれる時のこと。『助けられたな』と思いました。安心したんだと思います、子どもだったので。その時の気持ちを思い出したので、帰ってそんな話をしてあげようと思います。しつこいくらい、親としてやっていこうかなと思います」と話した。地下鉄サリン事件から20年。事件の記憶は、次の世代にも語り継がれていく。長いようで、あっという間の20年。

 今日がお誕生日の方、おめでとうございます。3月21日(土)の花は、赤い目立たない花も咲く「ハナノキ(椛)」、花言葉は「信仰」。今日は、春分の日、お彼岸の中日。日米合同硫黄島慰霊式典(小笠原村)、東日本大震災の津波で被災した石巻線が全線で運転再開。また、春一番の締め切り日。今年は、春一番がなさそうですね。私は、子や兄弟、墓参客のおもてなし。ところで、印象吟句会報を拝受。駱舟氏曰く「去る2月17日、NHKテレビ「クローズアップ現代」のテーマが川柳でした。コメンテーターとして、サラ川選者でお馴染みの山藤章二さんがスタジオ出演していました。特に印象に残ったのは山藤さんの川柳観でした。「川柳は俳句より読者に受けなきゃいけない。ただ、読者の8割に受ける作り方もあれば、周波数の合う数人にしか受けない作り方もある。後者は鉛筆の芯を尖らせて書くようなもので、それが分かるのが美学であり粋。これからはそのような作り方が増えていくのではないか」という趣旨です。吟社川柳には作句の心得として、「一読明快」という常識があります。また「誰にでも分かる」もよく使われます。これらの川柳界の心得は山藤さん流に言えば「8割の人に受ける」に該当するものと思われます。(略)吟社川柳界とは無縁な山藤さんが、これから増えていくとしている「一読明快」や「誰にでも分かる」以外の釣り方に対し、吟社川柳界の作り方心得はそのままなのでしょうか」と。若い人が川柳界に入ってこない、なぜか、一つの答えを山崎さんが語ったような気がします。



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忘れてはならぬサリンの深い悔い”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2015年3月21日 at 7:09 AM :

    茂男さん、おはようございます。
    日本は平穏な国のようでいて毎日多くの災害や被害があるのですね。それでも時計は進んでゆきます。しつこいくらい親としてやっていこうという由美さんの覚悟は見習いたいと思いました。昨日はNHKでも特集番組をやっていましたが、取材の方向には違和感を覚えます。まるで団体のPRのような気がするのは私だけかしら。
    お相撲は面白かったですね。ますます盛り上がるといいのですが・・・。
    ハナノキは珍しい植物ですね。別名の花楓という呼び方も素敵です。どこかで出会いたいものです。今日はお墓参りに出かけて、幾つか報告とお願いと感謝の気持ちを届けて参ります。
    茂男さんにとっても穏やかな一日でありますように。

    • 二宮 茂男 on 2015年3月21日 at 8:10 AM :

      恵さん おはようございます。平和な日本の平穏な日々、何時までも、いつまで続きますように祈念致します。サリンのあの日から、20年、とんでもない教祖一人のために、多くの人が、犠牲になりました。とんでもない首相のために日本国民が犠牲にならなければいいが。4月下旬から訪米する安倍さんが意欲を見せる上下両院合同会議での演説を受け入れるとか。日本の首相が同会議で演説するのは初めて。安倍さんは、日本より、米で人気上昇中です。ところで、照ノ富士、四つに組んでの力相撲での白星、キラキラと輝きますね。私は、稀勢の里にも期待をかけます。今日はお墓参りですか。我が家では、亡き母の好物、五目寿司を作ってお供えしました。今朝もありがとうございます。お気をつけて行ってらっしゃい。

  2. 佐藤 千四 on 2015年3月21日 at 10:02 AM :

    おはようございます。
     サリンもその他忘れたいものも決して風化させてはいけません。そしてその時代背景も対処方法も冷静に見極めるのも大切だと。
     山藤説も尊重に値すると思います。サラ川の山藤さんが鉛筆の芯を尖らせる方向に目が向いていることは意外でした。江畑哲男さんもこのブログで提起するものがあります。川柳界はがんがん論争をするべき時期かも知れません。
     定説の持ち合わせのない私などは反論する気概もありません。一つ一つのお話になるほどと傾聴するだけです。

          ご宗派がいろいろあってお釈迦様

    • 二宮 茂男 on 2015年3月21日 at 10:38 AM :

      千四さん おはようございます。サリンも、大津波も、原発事故も、決して、忘れません。風化させてはいけません。ところで、山藤説に耳を傾けます。サラ川も、100句から10句へ絞り込む投句に参加して、改めて覗いたら、いい句もありますよ。江畑哲男さん、時代を背負うリーダーです。論客の千四さんにも論戦に参加していただきたくお願い申し上げます。「ご宗派がいろいろあってお釈迦様」、学ばせていただきます。また、選抜の開会式を観ていました。神奈川からの参加チームがないのが寂しいです。曇天でしょうか、今日一日をお楽しみ下さい。今朝も、ありがとうございます。

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