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私などはそうはいかにが、煮魚を上手に食べて、残った骨が今にも泳ぎ出しそうに、皿の上に載っている。それをイメージした、油絵の小品が、市美展で賞を取っていた。素材は、残飯にしかならない、食べ残しであるが、画家の目を透かし見れば、魚拓とは違った美が隠れているものである。川柳も参考にしたいものである。
学習塾の講師が、クイズ形式で理系、文系を問わず毎日出題している。12月某日には、問題。最後の手段を意味する「奥の手」。本来の意味はどれだろ。①右手②左手③隠した手。答えは「左手」。古来日本では、右より左が、尊いと考えられていて、右を「へ(辺)」、左を「おく(奥)」と呼んでいた。普段使う右手だけでは間に合わない場合に(奥の手)を使った。そのため、「最後の手段」と言う意味で、(奥の手)と使うようになった。こんな調子で毎日掲載されるのをスクラップして、1ページ9問*40ページ、360問のノートが、もう10刷溜まった。雑学手帳として、役立てている。
万歩計は、1.328歩