●まもなく新年。「正月は子どもを連れて実家に帰省してのんびり」という人は多いだろうが、数日でも3世代が一つ屋根の下でいると、家事分担や孫との接し方などで気苦労や摩擦も生じやすい。行く側、迎える側それぞれの上手な対応のコツを聞いた。(毎日新聞)
●「身内とはいえ、よそのお宅にお邪魔しているつもりで割り切りましょう」。そうアドバイスするのは、幼児教育に長く携わり、子育て関連の執筆や講演をしている立石美津子さん(58)。19歳の長男には発達障害があり、自身の体験から「理想を押しつけないテキトー(適当)子育て」の大切さを説いている。
●子どもが混乱しないよう、しつけは各家族間で共通ルールを定めておくべきだと考える立石さんだが、配偶者の実家での基本は「郷に入れば郷に従え」。世代間ギャップもあり家事や子育ての考えが違うのは当たり前なので、義父母の厚意をくみ、むやみに衝突せず無難に振る舞うのが得策という。
●例えば、普段は食べさせないお菓子が出た時は「きょうは特別の日ね」と言って頂戴する。趣味でない子ども服を贈られたら「着た姿を一度見せ、後は着なくてもいい」。お年玉については「額の多寡を騒ぐと失礼なので、その場で開けてもいいか、いったん親が預かるか、決めておくといいかもしれません」。
●里帰りを面倒がる夫婦もいるが「祖父母の年代と接し、その家のルールを知るのも、子どもには大切な体験。気を使うのは相手も同じなので、丁寧なコミュニケーションを心掛けて」と助言する。
●迎える側はどうか。NPO法人「孫育て・ニッポン」理事長の棒田明子さん(51)の説く心構えは「来てくれるのを当たり前と思わず、元気に会えるだけで百点満点と思う」。帰省を避けたがる夫婦もいるご時世だけに「まず感謝の気持ちを示しましょう」。
●息子や娘夫婦の子育ては、経験不足でもどかしく感じるかもしれない。同NPOが唱える孫育て10カ条の一つは「とがめるより、補う」。否定せずに率先して取り組み、その背中を見せてあげるといい。
●久しぶりに会った孫たちと行楽もいいが、棒田さんのお勧めは、普段の生活を見せ、一緒にやってみること。米をとぐ、お節料理を箱に詰める、布団を敷く……。生活習慣の変化で、そんな風景すら孫たちの目には新鮮に映るだろう。ふた付きのおわんは、おままごとにもピッタリで、宝物のように扱ってくれるかもしれない。普段は忙しくて構ってあげられる時間が少ない両親に代わって、とことん付き合ってあげよう。
●多世代が仲良く過ごすツールとして、おもちゃを活用したらどうだろう。東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)にポイントを聞いた。
●まず、カードゲームなど勝ち負けがつく遊びは、2~3歳だと負けを受け止められず嫌になってしまうこともある。特別ルールを作るなど柔軟に遊び方を決めよう。負けるのも、思いやりや挑戦する意欲を育める貴重な体験だ。残念がる気持ちに共感を示しつつ、別の遊びに誘導するといい。
●おもちゃは身近な素材で手作りできる。例えば紙皿に十字の折り目を付け、好きな絵や模様を描いてから中心部にペットボトルのふたを貼り付けると、回して遊べるコマになる。割り箸を使って皿回しをしたり、フライングディスクの要領で投げたりもできる。たこ糸があれば、両端を割り箸やつまようじ、丸めた新聞紙などにくくりつけ「巻き取り競争」もできる。
●「多世代での遊びは、普段とは違うかっこいい姿を見せる好機」と同博物館の橘高春生さん。それぞれの家族のよさに気付けるようなお正月にしたい。
●私は現実に3世代家族を体験しました。それなりに苦労しましたが、川柳を書く上でとてもいい勉強になりました。
今日は12月29日(日)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日
は①秋篠宮家の次女佳子さま25歳の誕生日。②年末年始のJR各社下り混雑ピー
ク。私は19時、中野のS.T.先生にお願いして「TeamVewer」で「今日の1句」欄などを「2020モード」にしていただきます。来年も元気で「今日の一句」を書き続ける構えです。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は八木千代氏の句です。
●書きすぎぬように大事なひとに書く 八木千代
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)
茂男さん、おはようございます。
子どもたちや孫たちが来てくれるのは本当に有り難いこと。感謝の気持ちを大切に丁寧なコミュニケーションを心がけたいです。正直なところ、私が教わるような場面が多々あるのです。負うた子に教えられという言葉を実感する毎日です。川柳の題材にもなりますね^^
これからも、毎日の更新に今日の一句も楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
恵さん、おはようございます。この暮れからお正月も親、子、孫さんたちで賑わいますね。人生の終末期に来て、来し方を振り返りますと、この多忙な時期が一番楽しく充実していたように思えます。どうぞ、嬉しい忙しさをお楽しみ下さい。恵先生が教わるお孫さんたち将来が楽しみですね。また、私のことですが、小2で極度の栄養失調からリューマチ熱、心臓弁膜症で「二十歳まで生きられない」と学校医から宣告された貧しい少年が83歳でまた新しい川柳の指定席「今日の一句」をいただこうとしています。どうぞ、おつきあいのほどよろしくお願いします。今日もありがとうございます。