●あと数日で2019年が終わる。テレビでは「年の瀬」の象徴となる映像を多くの番組が放送するだろう。(東洋経済)
●その代表格が東京・上野の「アメ横商店街」だ。JR東日本(東日本旅客鉄道)の上野駅(不忍口)と御徒町駅(北口)をつなぐ線路沿いを中心に約390の店が立ち並ぶ。正月用の食材を求める買い物客が訪れるシーンは、昭和時代も平成時代も年末の風物詩だった。
●だが、近年はその光景が変化してきた。まず日本人の買物客よりも外国人観光客が増えた。加えてアメ横はかつて物品販売の街だったが、食べ物屋が増え、大型チェーン店も目立つのだ。
●アメ横はどう変わってきたのか。令和時代最初の年末に、その現状を取材した。
●年末の5日間で150万~200万人が訪れる。「まだ、これからじゃないの。世の中も、年の瀬(が押し詰まった)気分になっていないし」
●12月20日に話を聞いた、「石山商店」のベテラン店員はこう話した。半世紀以上、アメ横に店を構え、カニや魚介類で有名な店だ。「昨年は完売したけど、今年は手頃なカニが不漁で、総じて高いのが気がかりだね」とつぶやく。話を聞く間にも、別のベテラン店員がお客と応対する。
●当日は天気がよく、人出が多かったが、前を歩く日本人客からは「まだ(年末の)アメ横にしては歩けるね」という声も聞こえてきた。
●この街が一段とにぎわうのは、年末の最後の5日間だ。過去12月27日から31日までの来客数を抜き出すと、次のようになっている。
●「アメ横センタービル」のようなビル内に入る店以外、アーケードがないアメ横は、天候や寒さなどに人出が左右される。
●「2004年に150万人を割ったのは、天候不順の年だったからです。書き入れ時の29日に東京でも雪が降り、31日も氷雨で最高気温が低かったと記憶しています」
●アメ横人気が続いた理由を、「いい商品を仕入れて安く売るという商売が、お客さんに支持されてきたことが第一です」と話していた。いまこそ、アメ横の原点である「いい商品を安く売る」を周知徹底する時期だ。
●「正月は店を休む」風潮はアメ横に追い風。時代の変化という意味では、別の追い風も吹いてきた。
●大手小売業や外食チェーン店で、元日営業をやめたり、年末年始の営業時間を短縮したりする動きが広がったのだ。利用したいお客には不便だが、昔のように「正月は店を休む」風潮に戻れば、「正月用品の買い出し」が看板のアメ横には有利だ。ただし、それも誠実な商売があってこそ。時代の変化という風には順風も逆風もある。その風とどう向き合うかに、アメ横の未来がかかっている。
●私は数年前の12月27日に浅草の帰路ぶらりとアメ横に立ち寄った。歩けない。「年寄りの行く所ではない」、これが実態でした。もう、この時期は近寄りません。
今日は12月28日(土)。穏やかで暖かいとか。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①成田空港の年末年始の出国ピーク。②官公庁御用納め,仕事納め。私は今年お世話になった妙蓮寺さま他にお米屋の「のし餅」を配ります。私の姫は町田のお米屋さんへ嫁ぎました。ところで、「時事作家協会報」1月号を拝受。巻頭言で渡辺貞勇氏曰く「『とってくんなと羽子板を胸にあて』(柳多留18篇)凧揚げや羽根つきが消えたのはいつ頃からでしょうか。筆者の幼年時の正月風景はすっかり変貌しました。江戸の正月では、既婚女性も娘時代に戻って羽根を突きはしゃいだようです。大きく逸れてしまった羽根を横目にしながら、傍の若者に『取ってちょうだいな』と甘える娘のしぐさが見えて来ます」と。ところで、私は貞勇氏より少し上、やはり、お正月の遊びといえば、羽根つき、凧揚げ、すごろく、コマまわし、かるた。羽根つき、凧揚げをする場所もなく、すごろくやかるたはゲームアプリに取って代わり昔の遊びは絵本の中のことだけになってしまったようですね。
●伸び盛りの稲葉一樹氏の句
悔やまれる岐路で選んだ消去法
天高し肥えた秋刀魚の潮目読む
弔問客天寿ですねと他人事
骨肉の果て苦渋の身売りする家具屋
誰がやる宇宙のゴミの大掃除
大仏の掃除につられはたきかけ
大掃除ルンバに鉢巻きつけてやる
スマホ手に迷子になって電池切れ 以上
茂男さん、こんにちは。
アメ横は美味しい食材がいろいろ並んでいて魅力的な所ですね。でもこの時期はニュースで見る限りとんでもない混雑。出かける勇気も時間もありません〜。のんびりと買出しの旅にも憧れます。お正月に関係のない時期に出かけたことはありますが、お祭りみたいで楽しかった。
朝から明るい日になりましたね。とびっきりののし餅は、みなさまにとっても嬉しい贈り物になることでしょう。
恵さん、こんにちは。アメ横は面白い街ですね。むかしむかしその昔、「公論」の表彰句会の帰路にぶらりと立ち寄り、確か、「ニキ、ニキ、ニキ、ニキ、二木の菓子」でお菓子を二袋買って持ち帰ったことがあります。また、この街のミニ版で横浜に「松原商店街」があります。ここは年2~3回ぶらりと行っています。また「のし餅」は配り終えました。今日もありがとうございます。今日の晴天を有意義に。