●大相撲七月場所１３日目（３１日、両国国技館）。新大関・朝乃山（２６）＝高砂＝と、２０１８年初場所以来約２年半ぶりに幕内に復帰した東前頭１７枚目・照ノ富士（２８）＝伊勢ケ浜＝の新旧大関による１敗対決は、照ノ富士に軍配が上がり、１２勝目を挙げて単独トップに立った。(報知新聞社)

●事実上の「優勝決定戦」とも言える一番は、立ち合い、右のがっぷり四つ。朝乃山のすくい投げや土俵際での投げをこらえると、最後は右のかいなを返して寄り切った。自らの手で朝乃山を２敗に引きずり下ろし、１４日目に関脇・正代（２８）＝時津風＝と対戦する。照ノ富士が勝ち、結びで朝乃山が東前頭７枚目・照強（２５）＝伊勢ケ浜＝に敗れると、関脇時代の２０１５年夏場所以来、３０場所ぶり２度目の優勝が決まる。取組後のインタビューでは「先に上手を取ることができた。あと２日あります。頑張ります」と表情を緩めず、力強く語った。口数が少ないのも好きですね。

●照ノ富士は２０１５年名古屋場所で大関に昇進。大関を１４場所務め、横綱候補と期待されたが両膝のけがや糖尿病などに苦しみ、１７年の九州場所で陥落。その後は大関経験者として初めて幕下以下まで転落し、一時は序二段をまで番付を下げた。引退を考えたこともあったが、師匠・伊勢ケ浜親方（元横綱・旭富士）や周囲の励ましを受けて幕内の土俵に戻ってきた。「一生懸命やってきてよかった」。今場所賜杯を手にすれば、序二段まで落ちた男が、史上最大のカムバック優勝を果たすことになる。「２敗だった横綱・白鵬（３５）＝宮城野＝は右膝負傷のため、この日から休場。対戦相手の関脇・正代は不戦勝で１０勝３敗。関脇・御嶽海（２７）＝出羽海＝も３敗を守った。

●14日目で照ノ富士が正代に勝ち、朝乃山が照強に負けると、照ノ富士の優勝が決まる。照ノ富士の優勝は関脇だった15年夏場所以来2度目で、初場所の徳勝龍以来となる史上3人目の幕尻優勝となる。NHKのインタビューでは「やってきたことを信じてやるだけ。とりあえずあと二番。頑張るだけです」と話した。(日刊スポーツ)

●新番付が発表されるたびに、「あの人はいま？」風に思い出されるのが照ノ富士（２７）だ。

●大関在位１４場所。一時は「横綱に最も近い大関」と期待されながら、平成２９年秋場所限りで陥落すると、番付は急降下。春場所ではついに序二段（西４８枚目）まで番付を落とした。

●十両に転落した元大関は照ノ富士が４人目だった。このうち把瑠都は土俵に上がらずに引退しており、実際に相撲をとったのは大受、雅山に次いで３人目だったが、昨年夏場所が６勝９敗、同名古屋場所が０勝９敗６休で下降は止まらない。

●大正１４年に日本相撲協会が発足して以来、元大関が幕下まで落ちた例などなかった。照ノ富士が初めてで、幕下から三段目、さらに序二段と元大関としての最低地位を更新し続けてきた。

●天国から両膝の故障と糖尿病で地獄に落ち、そこから這い上がった男。国籍を問わず男の魅力。私はこんな男が大好きです。照ノ富士頑張れ。応援してるよ。

.　そろそろ梅雨明けの今日は８月１日（土）。雨晴れ間もあるが雲が多い。26～32度。台風の襲撃がなく涼しかった7月も去って行きます。コロナさえでなければ、「東京五輪」の真っ最中。来年はどうなるでしょうか。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①歌舞伎座が公演再会（東京都）。②水の日　国土庁(現在の国土交通省)が1977年に制定。1年を通して8月が一番水を使う量が多い月であることから、その月の最初に節水を呼びかける為にこの日を記念日とした。私は朝１で家の天照大御神さま、荒神さま、 恵比寿さま、大黒天さま等へかみさんとお参り。また、ゴミ当番はビンと缶、ことなく終了。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は林　良三氏の句です。

●退職を募れば惜しい人がやめ　　　　林　良三
（みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。）

●【日本人は、古より美しくやさしき自然に育てられて、美しくやさしき詩人たるべく養われたりき】（山路愛山）（「日本名言辞典」桑田忠親編）