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●初場所後、2年に一度の日本相撲協会の理事選がある。理事10人、副理事3人が定員で、立候補締め切りは1月27日だ。もともと協会の理事選は、5つある一門が候補を事前調整して無投票となるのが慣例だったが、2010年に貴乃花親方が一門を割って立候補する“貴の乱”で当選して以降、候補者が定員を上回って投票になることが続いていた。それが、貴乃花親方が協会幹部と対立の末に2018年に退職すると、2020年の理事選は6期ぶりの無投票となった。今回も各一門の事前調整が進められてきた。(週刊ポスト2022年2月4日号)

●ただ、「今回の理事改選は執行部の“世代交代”の第一弾になる」(若手親方)と注目されている。

●現職理事では二所ノ関一門の尾車親方(元大関・琴風、64)、時津風一門の鏡山親方(元関脇・多賀竜、63)、伊勢ヶ濱一門の高島親方(元関脇・高望山、64)が定年のために理事を退く。とりわけ、協会ナンバー2の事業部長を務める尾車親方の理事退任は、大きなインパクトを持つ。

●そこで注目すべきは、「二所ノ関」襲名が承認された元横綱・稀勢の里の荒磯親方(35)が、どのように関わるのかだ。現役時代のイメージがよい稀勢の里には、協会を背負って立たせたいという動きが加速していると言われている。

●「同じ二所ノ関一門から後釜が選ばれるが、さすがに引退してまだ3年の稀勢の里をいきなり理事にするのは、一門の他の親方衆の手前、憚られる。今回、二所ノ関一門は現職理事の芝田山親方(元横綱・大乃国、59)、花籠親方(元関脇・大寿山、62)に加え、新たに佐渡ヶ嶽親方(元関脇・琴ノ若、53)が理事となる調整がつけられた。

●ただ、一門の看板を担う“二所ノ関親方”となった稀勢の里は、理事選後の職務分掌で要職に抜擢される見通し。現在は委員待遇年寄だが、理事選後には役員待遇委員となり、審判部副部長か巡業部副部長に起用されるのではないか」(前出・若手親方)

●100人あまりいる協会の親方衆には「理事→副理事→役員待遇委員→委員……」といった序列があるが、委員待遇年寄から役員待遇委員となれば、親方としての序列は現在の81番目から、20番前後に一気にジャンプアップすることになる。

●「現在の理事は、今後数年で続々と定年を迎える。2年後の理事選で稀勢の里が理事になることを含め、世代交代は当然、急ピッチで進む」(同前)

●たしかに理事の面々を見ると、八角理事長(元横綱・北勝海)は58歳、伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)は61歳と定年が視野に入ってくる年代だ。

●出羽海一門の理事長候補  もちろん、大所帯の二所ノ関一門には、他にも現在副理事の高田川親方(元関脇・安芸乃島、54)をはじめ将来の理事候補が複数いる。

●「それでも、若手だけでなく古参の二所ノ関一門の親方衆からも稀勢の里を推す人が増えていくのは確実だ。稀勢の里の師匠だった鳴戸親方(元横綱・隆の里)は、本来なら二所ノ関一門から理事になれたタイミングで“貴の乱”が起きて機を逸し、翌年に急死。その無念を知る親方たちは、“弟子の稀勢の里を早く理事にしてやりたい”という思いがある」(二所ノ関一門関係者)

●対抗馬の位置づけとなる高田川親方は、もともと“反・貴乃花”の急先鋒として執行部の評価が高かったが、貴乃花はすでに退職したうえに、いまの二所ノ関一門には旧貴乃花一門の親方衆も多く、「簡単に支持は集まらないだろう。今回の改選では副理事からも外れる」(同前)というのだ。

●「2年後に稀勢の里が理事になるとして37歳ですが、若すぎるという話にはならない。貴乃花が理事になったのは37歳だし、北の湖親方は34歳で監事(現在の副理事)、42歳で理事、そして48歳で理事長です。元・佐田の山の出羽海親方が理事になったのも35歳。協会の将来を担う親方であれば30代の理事就任、そしてその先の早い時期の理事長昇格にも現実味はある」(同前)

●カギを握るのは、二所ノ関一門と双璧をなす一大グループである出羽海一門の動向だ。「二所ノ関一門と出羽海一門は理事を3人ずつ輩出できる“数の力”がある。この2つの一門が手を組めば、10人の理事の過半数を占め、理事長の人選はそれで決められる」(協会関係者)というのだ。

●その出羽海一門は、初場所3日目(1月12日)に国技館で一門会を開き、今回の理事候補には現職の出羽海親方(元前頭・小城ノ花、54)、春日野親方(元関脇・栃乃和歌、59)、境川親方(元小結・両国、59)を擁立し、副理事にも現職の藤島親方(元大関・武双山、49)を担ぐことになった。出羽海一門関係者が言う。

●「現職の理事は八角理事長と同世代なので、出羽海一門としては“世代交代”の後に藤島親方を理事長候補とするのが既定路線。60歳手前の八角理事長があと何年かで退き、出羽海一門のトップとなった藤島親方につなぎ、その後に稀勢の里が二所ノ関一門の統帥として40代で理事長になる流れが年代的にちょうどいい。2つの一門が組めばスムーズに進められる」

●今日は1月27日(木)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。私は8時スタートでK.S総合病院。また、また、お隣さんのお世話になります。感謝、感謝です。道路も病院ガラガラでした。次は2月24日(木)です。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は井上剣花坊氏の句です。大河ドラマで賑わう鎌倉、建長寺の山門を入った右側に大きく立派な句碑があります。来し方、神川協の役員のときこの句碑の文字が風雪に耐え読みにくいのでペンキでなぞり読みやすくしようと試みたが手続きが難しく容易ではないので諦めました。

●咳一ツ聞こえぬ中を天皇旗    井上剣花坊



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これを捨て病院通いあれも捨て”にコメントをどうぞ

  1. 佐藤 千四 on 2022年2月1日 at 7:29 AM :

    おはようございます。
    今年も早や一か月過ぎました。お元気そうで何よりです。お隣さんは茂男さんのご人徳の化身です。宝物ですね。
    稀勢の里の相撲解説は群を抜いていますね。NHK常任解説者よりズーッとポイントをついてます。ところで我が故郷出身力士東前頭筆頭「若隆景」は終盤頑張り9勝6敗と三つの勝ち越し。今まで小さく負けて大きく下がり大きく勝って小さく上がるのが続きましたが、今度は番付上位が空くので東関脇になるのではと期待しています。
    それにしてもマスクなしは土俵周辺の相撲関係者ばかり。日本人はエライですねぇ。

         咳一ツ憚りながら国技館

    • 二宮茂男 on 2022年2月2日 at 6:11 AM :

      千四さん おはようございます。何とか生かされています。お隣さんは町内のちびっ子野球の主将と監督です。宝物です。感謝です。稀勢の里、何とも気になる存在ですね。ところで、若隆景、頑張りました。東関脇、大いに期待しています。土俵を降りて花道を引き上げる力士に警備係がマスクを一枚ずつ手渡ししていますね。ありがとうござます。

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