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●「窮鼠猫を噛む」なのか、それとも「蛇ににらまれた蛙」か。9日、二所ノ関一門の連合稽古で、横綱稀勢の里(32)が、先場所優勝して波に乗る貴景勝(22)を圧倒した。9番取って、横綱の8勝1敗。力強い取り口で、貴景勝得意のいなしも、ものともしなかった。(日刊ゲンダイ)

●ある親方が言う。「腰高になることもなく、身長差のある貴景勝(175センチ、稀勢の里は188センチ)と同じ高さで相撲を取っていた。貴景勝も力をセーブしていたわけではない。稀勢の里にやられているようでは貴景勝が心配だ。いやいや、今日の横綱相手では歯が立たなかったのも仕方ない。おそらく、マイペース調整が功を奏しているのではないか。稀勢の里は去年の初場所前、『原点回帰』を宣言し、高安と1日30番も40番も取っていた。が、年齢が年齢。本場所で疲れが出てしまい、ヘロヘロだった(1勝5敗9休)。その反省もあるでしょう」

●本人は「圧力負けしないように」と話せば、元横綱の北の富士氏も「思ったよりいい」と、高評価だった。

●とはいえ、ほんの2日前の横綱審議委員会による稽古総見では、サッパリだったのも事実。

●3勝3敗という数字以上に内容が悪く、すぐに息が上がって横審の委員や親方衆を失望させたばかりだ。

●昨年もそうだった。8場所連続休場明けの9月場所では10勝5敗と、久しぶりの本場所にしてはまずまずの数字。11月場所での完全復活が期待されていたものの、初日から4連敗で休場だ。

●まるで当たらない天気予報のごとく、日によって「調子」がコロコロ変わる稀勢の里。さて、1月場所明日の初日は御嶽海戦、天気は雨かそれとも晴れか。

今日は1月12日(土)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①国民民主党大会(東京都)②米ロサンゼルス映画批評家教会が宮崎駿監督にキャリア功労賞授与(米ロサンゼルス)。横浜の今日の「日の出」は一年で最も遅い6時51分。明日は50分。少しずつ早くなります。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は私がお手本にしている高須唖三味氏の句です。

●乞食にはなれず強盗にもなれず    高須唖三味
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。これも私の名句鑑賞句の一句です。)



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負けられぬ稀勢へ初日は御嶽海”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2019年1月12日 at 12:21 PM :

    茂男さん、こんにちは。
    これから少しずつ夜明けが早くなるのですね。季節が少しずつ移って行く実感があります。
    明日からの稀勢の里はどうなることでしょう。茨城県民としては一応気になっています。進退をかけた場所ということで、気合が入りそうですね。一日ずつの積み重ねを頑張って欲しいものです。
    世の中には乞食でも強盗でもない人間がほとんどですね。ドラマチックでもないけれど普通の毎日に感謝です。今日もいい日になりますように。

    • 二宮 茂男 on 2019年1月12日 at 1:00 PM :

      恵さん、こんにちは。日没はだいぶ前から遅くなっていまして、明日からは日の出も少しずつ早くなリます。でも、寒さはこれからが本番ですね。こちらは、9時頃に雪が舞ってきましてウオーキングのスタートの時点で傘を取りに一旦戻りました。が、すぐに止みまして重い曇天が続いています。また、明日の稀勢の里の御嶽海戦は正念場ですね。私も一貫して応援していますが何とか10勝以上の勝ち星を積んで欲しいと願っております。また、高須唖三味の一句は大戦で負け、戦地から引き上げてみると街は乞食と強盗でその場を生き抜く人が多い世の中。乞食か強盗に身を落とせば楽に暮らせるものをそれが出ずに普通暮らしに挑み日々に苦しみました。私はこの悪夢の世を母と5人の兄弟で生き抜いてきました。普通に暮らしたい人々が飢えて死ぬ。国の罪だと考えました。今日もありがとうございます。夜間の雪にご注意ください。

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