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日本老年学会などは5日、現在は65歳以上と定義されている「高齢者」を75歳以上に見直すよう求める提言を発表した。医療の進展や生活環境の改善により、10年前に比べ身体の働きや知的能力が5~10歳は若返っていると判断した。前期高齢者とされている65~74歳は、活発な社会活動が可能な人が大多数だとして「准高齢者」に区分するよう提案。社会の支え手と捉え直すことが、明るく活力ある高齢化社会につながるとしている。65歳以上を「支えられる側」として設計されている社会保障や雇用制度の在り方に関する議論にも大きな影響を与えそうだ。穏当なところですね。

今日がお誕生日の方、おめでとうございます。1月6日(金)の花は「カンアオイ」、花言葉は「秘められた恋」。今日は①12月の米雇用統計(ワシントン)②東京消防出初式(東京都)。私は13時菩提寺・妙蓮寺の初題目会・賀詞交換会。バッティングで「路」校正は欠席です。ご免なさい。ところで、良寛(1757~1831)。この日死んだ日本の村の聖者。越後出雲崎の人。18歳で出家。諸国行脚ののち越後にすみ、無一文で托鉢に生きた。詩歌と書にすぐれていた。

冬ごもり 春さりくれば 飯乞ふと
草のいほりを 立ち出でて 里にい行けば
たまほこの 道のちまたに 子どもらが
今を春べと 手まりつく ひふみよいむな
汝つけば 吾はうたひ あがつけば
なはうたひ つきてうたひて 霞立つ
長き春日を 暮らしつるかも

霞立つ長き春日を子供らと手まりつきつつ今日もくらしつ



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まだ元気日本支える高齢者”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2017年1月6日 at 8:53 AM :

    茂男さん、おはようございます。
    良寛さまと周りの人からは親しまれて沢山の歌も残して、そんな人はなかなかいませんね。偉い人からの書の依頼は断っても、子どもたちから凧に字を書いて〜と言われればさらりと書いてあげたというエピソードも好きです。まりつきやかくれんぼを真剣に楽しめる人。子どもの心を忘れない大人は素敵ですね。そんな人に私もなりたい‥‥。
    年齢の区分けはもっと上でも良いような気もしますが、とにかく自分の体調管理には気をつけて過ごしましょう。今日もいい日になりますように。

    • 二宮 茂男 on 2017年1月6日 at 9:32 AM :

      恵さん、おはようございます。私は良寛さま大好き。が、今の時代では真似がしにくいでしょうね。せめて、弱い子どもたちの味方で暮らしたい。ところで、惠さんも先生を続けておられれば校長さんですね。また、年齢の区分け、私はちょうどいいと思いす。女性の方はもっと上でも良いかも知れません。今朝も有難うございます。お孫さんが帰られた今日からは気持ちを一変してお楽しみ下さい。有難うございます。

  2. 佐藤 千四 on 2017年1月6日 at 8:59 AM :

    おはようございます。
    私は高齢者の柵の中から逃げ出せませんでした。今、NHK池上彰を視ています。彼は老人らしくないキレがありますね。教えられます。川柳をやらせたいですねえ。

            老人会喜寿が小さくなっている

    • 佐藤 千四 on 2017年1月6日 at 9:13 AM :

      間違いました。
               老人会古希が・・・・・・・
       
      頭は超高齢者です。                      

    • 二宮 茂男 on 2017年1月6日 at 9:34 AM :

      千四さん おはようございます。私は年寄りは年寄りなりの楽しみがあると思います。日々が楽しいです。問題は健康管理。治療より予防と考えます。私も池上彰を視ています。素晴らしいですね。また、「老人会喜寿が小さくなっている」、私は80歳で、町内の老人会で中堅どころです。有難うございます。土曜、日曜は雨とか。晴れの今日一日をお楽しみ下さい。

  3. てじま晩秋 on 2017年1月6日 at 11:11 AM :

    茂男さん、おはようございます。
    本日のタイトル~仰せの通りだと思います。
    処でこの問題関連を(僕としては次の2項目を)川柳の講演等で提起しております。
    ①老人は死んで下さい国のため  宮内可静
    この句に対しての論争は往時の柳界を二分しましたね。《最終的に可静さんは
    終戦間近に学徒動員で(早稲田に在学中で、仲間の学生を幾人も亡くしました)
    明日は自分の番という時に終戦となりました。「晩秋君、分かって欲しい」と
    随分と戦争の話をしてくれました。

    ②唱歌「村の船頭さん」
    「♪~村の渡しの船頭さんは~今年60のおじいさん~」
    所謂、典型的な時代錯誤の詞ですね。…この歌に触れるとどこの会場においても
    出席の皆さん、身を乗り出して聞いてくれています。時の流れを感じますね。

    • 二宮 茂男 on 2017年1月6日 at 6:29 PM :

      晩秋さん、今晩は。遅くなりました。冷え込んできましたよ。宮内可静氏とそういうご関係でしたか。晩秋さんはいいお酒ですので、人脈は限りなく広がりますね。私は、この句「老人は死んで下さい国のため」を穿ちの句の代表選手としてよく使わせて頂いております。確か、平成8年の春でしたね。当時の「オール川柳」。最初はブーイング一色、これが川柳か、作者も作者なら選者も選者。この句を大きな活字で掲載する雑誌も雑誌、けしからん。が、川柳は「穿ち」の文芸と言うことが徐々に理解されて、秋には皆様に理解して頂きました。この経緯を朝日新聞が数回の連載3面記事でまとめました。可静氏は当時、一流の書き手でしたよね。また、「村の船頭さん」は今年60のお爺さん。65歳で立派なお爺さんでした。そうして見ますと、私達はいい時代に生かされています。感謝してもう少し書き手として過ごさせて頂きす。今年もまた、よろしくお願いいたします。遅くなったのはこの日にしか逢えない方がいます。また、来年、元気でお会いいたしましょうと握手して別れてきました。明日からの3連休をお楽しみ下さい。有難うごいます。

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