モリカケが下火になったら、レスリング、ラグビーの不祥事など次から次ときりがない。ワールドカップのロシア大会。バン狂わせに異常なテレビ。一番喜んでいるのは官邸かもしれない。今日の新聞でノンフィクション作家の、保阪正康氏も、「歴史の教訓」が生かされていないことへの怒りと、私たち一人一人の運命が、こんな構図の中で操られていくことを透視する力を持たなければならないはずだ。時代はまさに正念場なのである。と警鐘をならしているが、いかんせん観念論の世界を出ない。この状況をどうすればいいのか、その方を明示して、その運動の先頭に立ってもらいたい。
昼の部の散歩で、雨水溝の遊水池で飼っている鯉に餌をやっている人にであった。今日から読みだした「横光利一」菅野昭正著は、その前読んだ、小学校4年生の女の子が書いた日記と違ったて難しい。読み出しの部分は、利一の小説「微笑」の中身について、いきなり「排中律」などと言う哲学用語に出会い面食らう。利一の文学に流れている敗戦後の現在と言う立ち位置で、戦争中にやってきたことと、敗戦後の民主主義への葛藤、戦争中の転向と今の転向のはざまで葛藤する中で、哲学的思考を模索するものと思われる。したがって、1日10㌻くらいしか読めないかもしれない。30年ほど前に読んだ時には、わかったような顔で読んだのかもしれない。
病院で、ヒアルロン酸を膝に注射。万歩計は、10.858歩