天気が良かったので、ハーモニカの帰りに足を延ばして、川土手を散歩していたら、張り石の上を人が歩いていた、春はもうそこまで来ている。並木の楠も緑の葉が青空によく映えていた。
今日のハーモニカは、ロングトーンとスタカットの基礎練習。そのあと、東京ブギウギと、水色のワルツのアンサンブル練習。水色のワルツは高木東六の作曲。高木東六は私の記憶では、50年くらい前、テレビの音楽番組よく出ていて、小さい顔に黒縁の丸いメガネをかけ、どんぐり眼を剥いて、体全体で話していたことをなぜかよく覚えている。
今読んでいる井上ひさしの、吉里吉里人は、日本国の一部、東北地方のある一部の5000人足らずの人間が独立し、外国つまり日本国と対立し、日本はそれを認めようとせず、自衛隊まで繰り出してくるが、吉里吉里人もさるもの、国際法まで持ち出して主権を主張している。そんな中、時の日本の政権幹部は、国境線すべてに鉄板を打ち込み、鉄の玉で埋め尽くせば、吉里吉里国はすぐに潰れるし、鉄をたくさん使うので日本の景気も良くなると発言しているのを聞いて、同じ発想をしている人が50年たった今、アメリカにいるのに気づいて、このパロデイの作品が急に面白くなった。
夕食後はプールのため休肝日、プールの水温がいつもより0.5°c低かったので、途中トイレの回数が増え、泳ぎは1.050mで止める。ウオーキングは、昼の部だけで100分。万歩計は11.409歩。