Loading...Loading...

●インドの首都ニューデリー在住のレイチェル・ゴカビさん(26)は出産を間近に控え、ほぼ毎日自宅にこもっている。インドでの流産や乳児死亡が急増している原因だとされる最悪レベルの大気汚染から、おなかの子どもを守るためゴカビさんは必死だ。【AFP=時事】(翻訳編集 AFPBB News)

●ゴカビさんはAFPに「バルコニーへ通じるドアはいつも閉めておき、外出もあまりしない。子どもが生まれた時に呼吸器に問題があるのではないかと不安だ」と語った。「朝の散歩はしない。天気がいい日は午後に外出すること」。出産前教室に参加した妊娠した女性たちは眉間にしわを寄せながら、真剣に講師のアドバイスに耳を傾ける。ゴカビさんら妊娠中の女性たちは、有毒な大気を日々吸い続けなければいけないことに無力感と怒りを覚えている。

●ニューデリーの大気汚染は深刻で、デリー首都圏政府の首相は最近、この状態を「ガス室」に例えたほどだ。すぐに解決する見通しもなく、医師のできる助言も限られている。マスクの着用と、できれば自宅に高価な空気洗浄機を置くこととアドバイスしているが、高価なものを買う余裕がない家庭も多い。

●世界保健機関(WHO)によれば、世界で最も大気汚染が深刻な15都市のうち14都市がインドにあるという。

●ニューデリーは毎年冬になると、自動車の排ガスや工場の排煙と近隣地域の農地での野焼きの煙が混ざり合った有害なスモッグに覆われる。今年6月のインド政府の調査によると、インドでは毎年100万人が大気汚染によって死亡しており、このうち5歳未満の子どもが10万人以上を占めている。

●医師によると、子どもは肺が小さいため有毒な大気を大人の2倍の速度で吸い込んでおり、これが呼吸器系疾患や脳の発達を妨げる要因となっているという。また、国連児童基金は今月、高濃度の大気汚染にさらされた若者は、メンタルヘルスに問題を抱えやすいとの調査結果を発表している。

●ニューデリーにある医療機関「シタラム・バルティア」では、体重1キロほどの超低出生体重児たちがチューブの助けを借りながら呼吸していた。その横には生命兆候(バイタルサイン)を測定する機械が置かれてい
る。

●新生児担当の産科医リンク・セングプタ氏は、大気汚染が深刻な都市では低出生体重児や早産の割合が上昇していると話す。

●セングプタ氏は、「直接的な因果関係を証明することは難しいが、直接的なつながりを示す十分な証拠がある」「何ができるかを考えなければならない」と話
した。「これは緊急事態だ」とも。

今日は11月13日(水)。午前は晴れ、午後は曇り、夜間は雨。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①米トルコ首脳会談(ワシントン)。②エスパー米国長官が韓国、タイなどアジア四カ国訪問。私は9時白根地区センターで白根川柳会の学び合い。帰路、立ち飲み屋「ばんちょう」でおいしい焼き鳥を分けていただきます。ところ
で、みんな違ってみんないい川柳。今日は竹森雀舎氏の句です。

●プロという自負よれよれの作業服    竹森雀舎
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

大気汚染ひどいインドの呱々の声”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2019年11月13日 at 10:32 AM :

    茂男さん、こんにちは。
    大気汚染で死亡にまで至るなんて。呼吸しないわけにはいかないので対策も難しいですね。せめて赤ちゃんや子どもたちくらいは何とかしてあげられたらいいのに。日本の大気汚染のレベルではないのですね。世界保健機構で対応策は取れないのでしょうか。
    今朝は冷え込んだせいか朝やけが真っ赤でとても綺麗でした。

    • 二宮 茂男 on 2019年11月13日 at 3:09 PM :

      恵さん、こんにちは。インド、特に、ニューデリーの大気汚染は深刻ですね。日本も昭和30年頃までは川崎も煙突にょきにょきで洗濯物が真っ黒になりました。かみさん一家も四谷上町に住んでいておばあちゃんの喘息が悪化したものですから私が横浜へ誘導しました。きっと50年後はニューデリーも模範都市になっていることでしょう。今朝は冷え込みました。一日、一日厳しくなります。ご自愛ください。

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K