野菜の盗難が全国で相次いでいる。例年、少なからず各地で発生しているが、今シーズンは「特に多い」との声が上がっている。秋から冬にかけて低温、大雪などの天候不順が続き、野菜の生育不良から品薄高となっていることが盗難発生を呼んでいるとの見方もある。産地では、JAや農家による畑の見回り強化や、ポスターでの注意喚起など、警戒を強めている。JAはポスターを生産者へ配布するとともに、担当職員が収穫を予定している圃場を巡回。作物に異常がないか監視を強化している。
●盗難被害を受けた内海一彦さん(50)は事件発生後、家族で見回りを強化することで盗難の再発を防ぎ、秋作の出荷を終えた。現在はハウスで作る冬作の肥培管理を行いながら、春作の作付け準備をしている。内海さんは「新聞やテレビで大きく報道されたことも同様の被害を防ぐのに一役買ってくれたのではないか。事件を忘れずに盗難被害の防止に努めたい」と話した。
●キャベツやハクサイの栽培が盛んな豊橋市でも被害が相次ぐ。JA豊橋によると、同市内で1月下旬から2月にかけて複数回にわたり、収穫間際のハクサイ500個が盗まれた。広報担当者は「これまでも少なからず盗難はあったが、ここまで多いのは聞いたことがない」と困惑する。同市でキャベツを栽培する男性(47)によると、今期は低温の日が多く生育が遅れ、「例年は1月中に収穫する物を、今ごろ出荷している」状況という。盗難については「畑の見回りを増やすしかない。畑にロープを張ったり、作物に網を掛けたりする人もいる」と話す。
●沖縄県では出荷最盛期のインゲンの盗難が後を絶たない。野菜直売所「モリンガファーム」(南風原町)によると、1月中旬から出荷者の一人が何度も盗まれた。農家に気付かれずハウスに侵入しようと、入り口の反対側に穴が開けられていた。現在も被害が続いており、直売所を運営する赤嶺彰夫さん(33)は「ハウスが壊されることを恐れて、鍵を掛けられない農家もいる」と深刻さを話す。
●福岡県糸島市では、市内の一部地域でイチゴの盗難が相次いでいる。JA糸島によると、今シーズンは同市怡土地区の4件のハウスでイチゴが盗まれた。JAは「今年は手口が悪質」(園芸振興課)と憤る。
●熊本県八代市では、農家が畑に設置したカメラにブロッコリーを引きちぎる犯人の姿が映っていた。佐賀県みやき町でもハクサイが盗まれた他、長崎県南島原町ではブロッコリー盗難による逮捕者が出ている。
●全国的な天候不順を受け、今冬はハクサイ、ネギ、キャベツなどの野菜が品薄高で推移している。日農インデックスによると、1、2月の野菜主要14品目の全国平均単価は1キロ200円台で推移し、昨年(同140~160円)より大幅に高い。ブロッコリーも、冷え込みによる品不足で2月下旬まで高値が続いた。2月9日の全国平均価格は1キロ714円で、前年同日比で2倍だった。
今日がお誕生日の方、おめでとうございます。3月2日(金)の花は「タチツボスミレ」、花言葉は「秘密」。今日は①1月の完全失業率(総務省)②1月の有効求人倍率(厚労省)。ところで、古俣麻子さんの川柳句集「川柳作家ベストコレクション『古俣麻子』」をいただきました。多彩な句の中から私が特に響き合った句を書き上げさせて頂きます。「自己満足だけの川柳ではいけない」「自己満足できない川柳はもっといけない」と言う言葉にうなづきます。「路」などで学び合いました。ありがとうございます。
第一章 青蜜柑
この子抱く抱かれたかったように抱く
子を叱り遠いわたしを叱ってる
正直に生きてみたくてついた嘘
染められてなお売れ残るひよこたち
食卓の沈黙 黒い尾が伸びる
第二章 椿の実
閉じていた羽がざわつく名シネマ
飲み仲間ぼろぼろ落ちる梯子段
つぶやきに鬼だの蛇だの紛れ込む
普段着のままで沈んでゆく夕日
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