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●初詣に出かけると、いつも何げなく引いているおみくじ。しかし、どこをどう読めばいいのか、引いたおみくじは木の枝に結ぶのかなど、分からないままのことがたくさんあります。「おみくじのヒミツ」(河出書房新社)の著書がある成蹊大学の平野多恵教授に、今さら聞けないおみくじの作法を聞きました。(朝日新聞社デジタル)

Q:毎回、「大吉」なのか「凶」なのかで一喜一憂しています。

A:吉凶はあくまで目安ですよ。おみくじは室町時代までに中国から伝来しました。江戸時代におみくじが大流行した際、庶民にもわかりやすくするために振られたものが吉凶なのです。おみくじで本来一番大事なのは、神様、仏様の「お告げ」にあたる部分。神様のお告げは和歌で、仏様のお告げは漢詩で書かれていることが多いので、そこをじっくり読んでみましょう。

Q:和歌や漢詩……。注目していませんでした。この取材の成功を祈って引いたおみくじには「うち頼むある心して訪ねしに散り行く花の草になりけり」という和歌がありました。

A:「花があると思って期待して訪ねてみると、花は散ってすでに草になっていた」という意味の和歌ですね。おみくじをテーマにしたらきっと読者が興味があるだろうと期待しても、それだけではだめ。しっかり下調べをして取材することが重要、といった解釈ができますね。

Q:肝に銘じます。でも、和歌や漢詩を自分で読み解くのは難しそうです。

A:私は声に出して読んでみることをおすすめしています。声に出して読むと、心に響く言葉があるものです。おみくじには決まった解釈はないので、自分が気になった言葉に着目して、自分の状況に沿って意味を考えればいいのです。現代語訳や解説が書かれているものも多いので、そこも参考にしましょう。

Q:おみくじを引くときの注意点はありますか。

A:今もおみくじを引くときは、自分が悩んでいることなどを具体的に思い浮かべるといいでしょう。その方が、お告げである和歌や漢詩を読み解くときにも、より今の自分に即したアドバイスを見いだすことができます。

Q:「願い事」「待ち人」「失せ物」といった様々な項目別の運勢も書かれています。

A:項目別になっている欄は、昔から多くの人がお願いしてきたことを箇条書きにしたもの。かつては巫女(みこ)さんやお坊さんがお告げを受け、読み解いてくれましたが、多くの人がおみくじを引くようになると、誰もがお告げを読み解きやすくするために項目ごとの解釈が書かれるようになりました。

Q:長い間におみくじも洗練されてきたのですね。

A:時代に合わせた進化は今も続いています。私にとっては少し寂しいことですが、最近では現代の人になじみの薄い、和歌や漢詩が省略されたおみくじが増えました。一方、内容を英語で書いたり、QRコードを読み取ると多言語で読み上げたりするなど、外国人観光客への対応が広がっています。

Q:引いたおみくじは木に結んだ方がいいですか?

A:おみくじを結んで帰る人も多いですが、私は持ち帰って読み返すことをおすすめします。おみくじを木に結ぶ風習は江戸時代にはあったようですが、詳しい由来はわかっておらず、文献上の根拠はありません。たくさんのおみくじを木の枝に結ぶと生育を妨げてしまうので、おみくじを結ぶ奉納場所が設けられるようになったのでしょう。

Q:決まったルールはないんですね。

A:中には、木などに結んでしまうと「結ばれて願い事がかなわない」と書いてあるおみくじもあるくらいです。せっかくいただいた神様、仏様のお告げに向き合って、日々の指針にしてみてはいかがでしょうか。

●私は小吉が多かったが、境内の木に結ぶものと思い込んでいました。

今日は1月2日(木)。晴れ所により曇り。5~11度。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①新年一般参賀(皇居)。②陸上 東京箱根間往復大学駅伝(~3日、東京・大手町ー箱根町)。私は三が日初詣の2日目。境内から今日はお日さまを拝む。富士山、丹沢山塊、大山の勇姿も輝いていました。また、11時、実弟のS.Y家経由で、妻の実家のI.T家の新年会。ところで、私は読売新聞「こどもの詩(平田俊子先生選)」を覗いています。2019年掲載句で記憶にある限り一番響き合った詩を書かせていただきます。同じ体験があります。

私だけの秘密 太田偲羽(しのは)
(3月20日掲載)
リレー選手の補欠に選ばれた
がんばって練習していたら
選手とし出場する話が出た
でも結局また補欠に戻された
外されても笑顔でいたけれど
本当は悔しくて泣いていた
(茨城県ひたちなか市・高野小6年)

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小吉を引いて新年おめでとう”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2020年1月2日 at 2:58 PM :

    茂男さん、こんにちは。
    新年会はいかがでしたか。いつものメンバーで今年も集まれるのは幸せなことですね。
    横浜からの富士山も素敵ですが丹沢の姿はいいですね。眺めるたびに、あの尾根をず〜っと歩いたんだなぁと単独行を思い出します。
    子どもの詩は技巧もない分ストレートに心に響きますね。しのはちゃんは悔しさを言葉にすることで自分をクールに見つめることができた。貴重な体験はこれからつまずいたときにも自分を救ってくれることでしょう。
    冬らしい一日を気持ちよく過ごしてくださいね。

    • 二宮 茂男 on 2020年1月2日 at 6:46 PM :

      恵さん、こんにちは。新年会はメンバーが8名。妻の実家の跡取りI.T氏の子どもたち夫婦とその連れ合いと孫たち皆さんがお元気で賑やかなものでした。私は、長女とご縁をいただき末子の跡取りが小5のときに結婚したものですから腰の刀を抜いて「無礼者」と切りつけられた思い出を話しました。また、拙宅の近くの横浜隼人高校付近からからの着飾って富士山、丹沢山塊、大山は特に輝いていました。そうですね、丹沢山塊の尾根を単独踏破されたのですね。いい思い出になりました。また、太田偲羽さんの「私だけの秘密」、私にも同じ体験があり、手帳に書き留めてありました。お忙しい中でコメントをいただきました。今日もありがとうございます。太陽の恵みを浴びて素敵なお正月ですね。お楽しみください。

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