Loading...Loading...

人間の生死や近代的価値観を問い続け、現代文学の先端を走った作家の津島佑子さんが18日午後4時10分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。68歳。葬儀は近親者で営む。喪主は長女香以さん。1947年3月、東京・三鷹で作家、太宰治の次女として生まれた。翌年6月、太宰は自死。さらに知的障害のある兄を、12歳の時に亡くした体験も後の小説執筆に影響を与えた。72年に「狐を孕む」が芥川賞候補となり、同賞を熱望しながら受賞できなかった太宰を引き合いに「亡き父のかたきを取るチャンス」などと世間の話題になった。「私にとって親は母だけ。なぜ太宰という父の子と言われるのか」と反発しつつ、結婚・出産・離婚の実体験を基にして揺れ動く女性の内面世界をえぐった「葎の母」「草の臥所」など秀作を発表した。ところで、河津桜が今月末まで見頃とか。春の足音が大きくなります。

今日がお誕生日の方、おめでとうございます。2月19日(金)の花は「アネモネ」、花言葉は「信じて従う」。今日は①地域再生大賞表彰式(東京都)。私はお留守番。ところで、34歳で逝った林ふじを氏(1926~1959)の命日。男性社会だった川柳界、女性が入ることで三人称から一人称の句、自分の思いを吐く句が増えたという。今はこれが主流ですね。寡婦として、母として、女として、赤裸々な句を残した。昭和30年頃、氏の句は新鮮でしたよね。
罪という意識かすかに夜を待つ
結ばれる日を望まぬと言えば嘘
ねむれないあなたもねかせないつもり
「赤ちゃんが欲しい」男をギョッとさせ
ベッドの絶叫夜のブランコに乗る
機械的愛撫の何と正確な
誰がためのいのちかかくももろく病み など

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

亡き父の影引きずって娘逝き”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2016年2月19日 at 10:12 AM :

    茂男さん、おはようございます。
    普通の人間であったとしても父親というものはある意味重いものですが、こんな有名作家で何かと複雑な事情もあっては佑子さんもずっとお辛かったでしょうね。作家という思いを発表できる場があってまだ救われたのではないかしら。図書館があれば今日は彼女の特別追悼コーナーが設えられるところでしょう。
    個人的には男性女性をあまり感じさせないような作風が好きです。この作家さんはきっと男性だと思っていたら女性だったりその逆だったこともありました。そんな時にその方の人間としての大きさや深さを思うのです。そんな出会いがあるから川柳が大好きです。
    今日はしっかりとお留守番をしましょうね。狼さんが来ても鍵を開けてはいけません‥‥!?

    • 二宮 茂男 on 2016年2月19日 at 10:43 AM :

      恵さん おはようございます。一般的に、父親は女の子が可愛いのですが、子からは異性の一人としてにらまれるような風潮があるように思います。まして、父・太宰氏と娘・佑子さんですからわれわれ凡人には理解の出来ない心の葛藤があったのでしょうかね。残念ながら、佑子さん作品を読んでいないのですが、正確に読めないような難しい「タイトル」が多いですね。また、読売の訃報記事の顔写真は短い髪で男っぽく写ったものでした。更に、お留守番の昼食は何にしようか考えて下ります。たまには楽しいですよ。今日も有難うございます。今日の一日もお楽しみ下さい。

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K