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●国会の審議中に、議員が娯楽小説を読んだり、スマートフォンで趣味のウェブサイトを閲覧したりする行為が横行している。毎日新聞が新型コロナウイルス対策の審議など国民の関心の高かった5、6月の本会議や各委員会で調査したところ、こうした行為を少なくとも10件確認した。国会は規則で議事と無関係な書籍などを読む行為を禁じている。【毎日新聞デジタル 大場弘行、松本惇記者】

●毎日新聞は、黒川弘務・東京高検検事長(当時)の定年延長問題で注目された5月13日の検察庁法改正案の審議中に、平井卓也・前科学技術担当相(自民)がタブレットでワニの動画を約5分閲覧している様子や、大西宏幸議員(同)が戦記小説を堂々と読んでいる様子を確認して報道した。この後、衆参の本会議や各委員会を任意に選び、同様の行為がないか傍聴席から調べた。

●調査の結果、自民党の衆参議員7人と立憲民主党の衆院議員1人の計8人が議事とは明らかに無関係な小説やスマホ画面などを閲覧していたことが判明した。野田聖子・元総務相(自民)は話題のノンフィクション「女帝 小池百合子」を、義家弘介副法相(同)はスパイミステリー小説を熟読。スマホを触って健康商品(セサミン)のモニターに応募する議員の姿も。

●元参院事務局職員の武蔵勝宏・同志社大教授(政治学)は「言論の府である国会を空洞化させる行為だ」としている。

●審議中の娯楽小説の読書やスマホいじりは、一義的には個々の議員の資質の問題だ。だが、各委員会で自民党議員による不適切な行為が目立つ背景には、国会運営の構造的な問題もある。まず、議員の数は与党の方が多いのに、質疑時間は野党の方に多く割り当てられることがある。これは自民党と社会党が対峙(たいじ)した「55年体制」が70年代になってなれ合いに変わる中で定着した慣習だ。与党は最終的には数の力で法案を通すが、野党の質疑時間を増やして見せ場を与え、妥協を引き出す。こうした国対政治が今も続いているため、自民党議員は質問する機会が少なく、委員会の成立に必要な定足数要員として座らされているだけになる。だからヒマなのだ。

●国会に提出される法案は、自民党の部会の事前審査で十分に議論され、了承もされているから、自民党議員には質問の必要がないとも言われるが、これは間違いだ。部会の多くは1、2時間で終わり、十分な議論はなされていない。審議に参加する自民党議員の多くは質問の機会もないから勉強もしない。法案の中身をよく知らないはずだ。そういう状態で質疑を聞いてもおもしろくない。だから、退屈して娯楽小説やスマホに手を伸ばす。近年はスマホの登場でモラル崩壊に拍車がかかっているのだろう。

●状況を改善するには、国会改革を進める必要がある。自民党議員にもっと質問の機会を与えて緊張感を持ってもらうことや、委員会成立に必要な定足数を減らして真剣に議論に参加できる議員だけに絞るなど、さまざまな取り組みを検討すべきだ。スマホについては、審議中に私用で使った場合、懲罰の対象にするなど厳しいルールが必要だ。残念だが、そうでもしなければ、議員のスマホいじりはなくならないだろう。

●お出かけは折りたたみ傘のご持参がいいですね。

. 真夏日の今日は7月27日(月)。曇り断続的に雨。25~30度。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①日本取引所グループ(JPX)が傘下の大阪取引所を総合取引所化。②朝鮮戦争の休戦協定締結から67年。私は11時20分に駅前のW歯科へ。ブリッジのバネの不具合です。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は川上三太郎氏の句です。

●もう母をかばう子になる交差点    川上三太郎
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)

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