●河野太郎防衛相がミサイル防衛(MD)の要と位置付けてきた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入計画停止を電撃的に打ち出した。(時事通信)
●今になって民間地域へのブースター落下を簡単には防げないことが分かった、という釈明のできない理由からだ。候補地選定調査に続いて計画のずさんさが浮き彫りになり、政府への批判が強まりそうだ。
●「見通しが甘かったと言われれば、そうかもしれない」。15日夕、記者団を急きょ集めた河野氏は、計画の生煮えぶりを認めざるを得なかった。
●政府が陸上イージス配備を決めたのは2017年12月。候補地の秋田、山口両県内で不安の声が高まる中、政府は安全性を力説してきた。その一つが「迎撃ミサイルから切り離されるブースターを演習場内に確実に落下させる」との約束だ。ブースターは重量200キロ強。住民にとっては生死に関わる。
●関係者によると、政府はソフトウエアの改修で安全性を確保しようと米側と調整した。しかし、5月末になって迎撃ミサイルや発射装置の改修も必要であることが判明。河野氏は15日、改修には数千億円の費用と十数年の期間を要するとの見通しを示し、事実上の断念を宣言した。
● もっとも、計画停止をめぐり政府内や関係者間で調整が尽くされたとは言い難い。河野氏によると、安倍晋三首相には12日に方針を説明し、了解を得た。ただ、外務省に方針が正式に伝えられたのは15日当日。河野氏が秋田、山口両県知事に電話したのも発表直前だった。
● 陸上イージスは17年に特に相次いだ北朝鮮の弾道ミサイル発射を踏まえ、海上自衛隊のイージス艦だけでは対応できないという理由で導入が決定。首相は「国民の安全と命を守り抜く上でどうしても必要だ」と繰り返してきた。
●今回、防衛政策の重大な転換であるにもかかわらず、配備停止で生じる「穴」をどう埋めるか政府の方針は見えない。河野氏は「イージス艦で対応する」と語るばかりで、明確な説明はなかった。ある政府関係者は「北朝鮮の脅威が強まっている時に本当にいいのか」と指摘する。
●自民党国防族の一人は「党との連携は一切ない」と明言。「河野氏は予算の問題として陸上イージスを無駄と思っていた節がある」と述べ、安全保障への配慮が薄いとして不信感をあらわにした。
●日本に「バイ・アメリカン(米国製品を買おう)」と迫ってきたトランプ米大統領の出方も読み切れない。ある外務省幹部は「米国に膨大な違約金を取られる。在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の交渉にも影響する」と漏らした。
●一方、自民党は16日、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画の停止をめぐり、国防部会などの合同会議を開いた。平成29年にイージス・アショア導入を決めた当時の防衛相だった小野寺五典・党安全保障調査会長が「しっかり説明がなければ到底承服できない」と述べるなど、激しい異論や怒りが噴出した。
●出席者からは、計画停止で日本の弾道ミサイル防衛網に隙が生まれるとの懸念が多く示された。小野寺氏や稲田朋美元防衛相らは、敵基地攻撃能力保有などによる防衛能力の抜本的な強化を主張した。
●また、河野太郎防衛相が与党への事前説明をしないまま、記者会見で計画停止を発表したことに対し、「突然の発表に驚きを隠せない」(原田憲治国防部会長)、「こんな重大な問題で事前説明がないのはなぜか」(稲田氏)、「テレビを通してしか説明がないなら(与党は)野党と同じだ。何を考えているんだ」(浜田靖一元防衛相)と不快感の表明が相次いだ。
●合同会議には防衛省幹部が出席したが、河野氏は出席していない。
, 三日連続の真夏日の今日は6月17日(水)。晴れときどき曇り。22~32度。明日からは梅雨空が戻るとか。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①通常国会会期末。②国連安全保障理事会が非常任理事国半数の5カ国を選ぶ選挙(米ニューヨーク)。ところで、国連ユニセフ協会(00150-2-880028)から「新型コロナウイルス感染症緊急支援のお願い」を拝受。その中で「難民を感染から守るために、あなたにできることがあります」と。具体的に「22,000円で難民に清潔な井戸を供給できる 掘り抜き井戸(2基)」と。早速、些少ですが送金しました。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は安井利彰氏の句。
●逃げ道はあるが出口のない話 安井利彰
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)
Loading...

















































茂男さん、こんにちは。
驚きました。国の秘密ではなくても、こんなに重大なことを簡単な記者発表でやってしまうなんて。はじめに結論ありきでは上手くいきませんよね。沖縄の民意にも耳を傾けてほしいと思います。
暖かい援助で清潔な井戸。どれだけたくさんの人が助かることでしょう。少しでも早く工事に取り掛かってくれるといいですね。
恵さん、こんにちは。自民党内、特に、防衛相経験者などからプーインクが激しいですね。候補地の秋田、山口両県内では不安の声が高まります。今は、何を言ってもダメですね。次期総裁候補に名を連ねていた神奈川県の若手ですが、これで、脱落です。また、国連ユニセフ協会のお誘いの文書、具体的に目に見えるように書かれているとその気になります。10万円の先食いです。今日もありがとうございます。今日は爽やかな暑さです。国会も幕を閉じます。19日以降プロ野球がどのようにフアンを引きつけるか興味津々です。益々、お元気で。