●新型コロナウイルスの緊急事態宣言が14日に39県で解除されたが、今も宣言が続く東京都でも人出に増加の兆しが見えてきた。営業を再開した店舗も少なくない。買い物や子どものストレス解消など外出目的はさまざまだが、自粛の緩みは感染の「第2波」につながりかねず、不安を口にする人もいた。【毎日新聞 竹内麻子、林田菜々、李英浩記者】
●15日午前8時、JR東京駅前はマスク姿の会社員が目立った。通りの人影はまばらだったが、駅の改札口では列をなして歩くサラリーマンの姿も。インフラ系の会社に勤める50代女性は「4月後半と比べると今週は人が増えたと感じる」と話した。
●百貨店や貴金属店などが建ち並ぶ銀座。休業を続ける店も多いが、ソフトバンクの子会社「アグープ」が推計したスマートフォンの位置情報をもとにした人口データによると、平日(5月11~14日)の午後2~3時の人出は、ゴールデンウイーク前の平日(4月20~23日)の同時間帯に比べ14・1%増えていた。
●臨時休業していたユニクロ銀座店は、入り口での検温など対策を講じた上で今月11日に営業を再開した。
●15日昼、次男(6)とともに来店していた中央区の女性会社員(42)は、店内に多くの客がいることに驚いた様子を見せた。「もっとガラガラかと思っていた」。宣言が出た4月7日以降、食料品以外の買い物で外出したのは今回が初めてという。夫とともに在宅勤務を続けるが「オンライン会議もあるので、次男は家でも静かにして我慢している。ストレスのたまっている次男のため気分転換もかねて来た」と話した。
●一時期は閑散としていた渋谷のスクランブル交差点も人通りが戻りつつある。夫と日用品を買いに来た練馬区の女性会社員(44)は「緩む時は一気だなと感じる。全国の緊急事態宣言はもう少し長くてもよかったのでは。このままでは第2波は絶対に来ると思う」と危機感を口にした。
●サラリーマンや若者が行き交うJR町田駅周辺。夕方過ぎになると、酒を楽しむ客の姿も散見された。
●駅近くにあるバーは宣言以降、臨時休業に入ったが、8日に営業を再開した。店主の男性(33)は「経済的に厳しく再開を決めた」と話す。以前の客入りにはほど遠い状況だが、訪れた客からは「自粛は疲れた。家ではなく、そろそろ外で飲みたかった」などと喜ぶ声があがったという。
●宣言後もずっと営業を続けていた別の飲食店の40代男性は「2次会や3次会として利用されることが多い店には今はほとんど客が来ない。『夜の街』が活気を取り戻すのは、早くて年末になってからだと思う」と悲観的だった。
●一方、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、バナナやマンゴーといった海外産フルーツに品薄感が広がっている。産地の都市封鎖(ロックダウン)で収穫作業が停滞したり、航空機の減便で貨物量が減少したりしているためだ。小売店では値上げの動きも出ている。
●日本バナナ輸入組合(東京)によると、輸入バナナの約8割を占めるフィリピン産の4月下旬の輸入量は、前年同期より約1割減った。フィリピン政府が3月中旬から首都圏などで人の出入りを制限する都市封鎖の措置を講じ、収穫や袋詰めの人手が不足したためだ。東京都中央卸売市場によると、フィリピン産バナナの3月の卸売価格は1キロあたり179円と前年3月より7%高く、前月比で8%上昇した。
●代替が期待されるエクアドルやペルー、コスタリカ産の入荷も不安定で、都内の業者は「注文に見合う量が入らない」と頭を抱える。
●一方、「巣ごもり消費」の影響で需要は増えており、首都圏のスーパーではバナナの5月1~10日の売上高は前年同期比で23%増。4月も18%増だった。
●メキシコ産アボカドは、世界的なコンテナ船の輸送量縮小の影響で、東京都中央卸売市場での3月の取扱量は前年比で2割減少し、平均価格は5%上昇した。米国産レモンや5~6月が旬のアメリカンチェリー、南アフリカ産のグレープフルーツの入荷減を懸念する声もある。
午後、天気の急変にご注意の今日は5月17日(日)。晴れ所により曇り。18~26度。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①市長選=小田原。②競馬 ヴィクトリアマイルカップ(東京)。ところで、「川柳研究」5月号を拝受致しました。巻頭言で紀楽氏曰く「藤田峰石幹事(以下峰石さん)が3月15日、群馬県草津の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」で老衰のため亡くなった。享年94歳であったがその一生は、ハンセン病患者へのいわれなき偏見や差別に対する戦いであったと思う。〈一人また一人差別に耐えた友送る〉〈家族と涙家族補償が認められ〉〈人権の碑は象徴差別解消の〉この3句は当誌3月号に掲載された峰石さんの作品である(略)私は、過去に2度楽泉園を訪れ、そのつど峰石さんと食事をしながらお話をした。2度目は心に障がいを持つ娘を連れてだったが、峰石さんの姿と話に娘は大いに勇気づけられていた。改めて峰石さんに敬意と感謝を捧げたい(合掌)」と。心からご冥福をお祈りいたします。
●紀楽氏の句
非国民と言われぬようにマスクする
無観客馬の足音よく響き
心まで膨れっ面をして孤独
この頃の病院空いていて不気味
上から目線背が高いせいもある
●令和元年度川柳研究社年度賞の句
◯正賞 希望と言おうママチャリが走る町 川田佳主子
◯準賞 夫婦喧嘩連勝してはいけません 佐藤千四
フロイトよユングよ初夢は秘密 相原あやめ
◯佳作 一行詩心の襞を自撮りする 青柳貞夫
バンザイのかたちで過去を脱がされる 山田純一
過ぎ去りしことは黙して冬の海 山田純一
鳥は巣に帰るパチンコ玉は減る 丸山芳夫
◯特別賞
命宿す妊婦に秋の陽が優し 清野恵美子
童謡が消える落葉炊きが消える 吉江みのる
文明がどこか遠くで進化する 羽生田はる
囚われず描く北斎の∞ 梅尾芳香
◯作家賞 川田佳主子
褪せた夢こびりついてるジャムの蓋
秘密大好きわたくしを濾過しない
雨戸開けると細胞が動き出す
希望と言おうママチャリが走る町
◯作家賞 加藤ゆみ子
取り敢えず歩こうプレス記号まで
ひらがなに戻りたいから里帰り
ご不自由でしょう紐つきボールペン
たじろぐばかり老親と向き合って
●茂男の句
過去形で褒め合っている同期会
三つある眼鏡を今日も探してる
ゴミ袋開けて自分をつまみ出す
幸せの真ん中で笑むカラ財布
行列の店でいつものたぬき蕎麦
長居する貧乏神がメタボ気味
愛の水過ぎて芽が出ぬ夢の種
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茂男さん、こんにちは。
確かに緩むときは一気かもしれません。もう少し自粛が必要でしょうか。すっかり押さえ込んだわけでもないので、まだまだ油断してはいけませんね。
川柳研究社さんにはいい作家さんが揃っているのですね。紹介していただいた作品は読み応えがありました。ありがとうございます。
恵さん、こんにちは。神奈川県は新感染者が東京よりも多い日があるのです。私は週末の食材をお隣さんに依頼して、金曜日も昨日も今日も巣ごもり。まだまだ油断は禁物です。私たち老いたイヌとサルは感染したら間違いなくサヨウナラです。また、川柳研究社さんの作家さんのお一人は元教員で神奈川で一緒に学び合った方がおられます。誇らしいですね。今日もありがとうございます。私は正午前に蕗を当家のご主人さまから沢山いただきました。感謝して大鍋で茹でています。気のせいか前回よりも少し固くなったような気がします。