●哲学者の内田樹さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、倫理的視点からアプローチします。(AERA 2019年11月4日号)
●国際オリンピック委員会のバッハ会長が、マラソンの会場を札幌市に移す案を提示した。寝耳に水の東京都はこれに反発して、時間のさらなる前倒しや被災地への会場移転を逆提案している。都知事が「北方領土でやればどうか」と捨て台詞を吐いて外交問題にまでなった。もう収拾がつかない。
●アスリートが質の高いパフォーマンスを達成するために真夏の東京は全く適さない。そのことは日本人なら誰でも知っている。しかし、五輪招致委員会は東京の夏は「温暖でアスリートに最適」という真っ赤な嘘をついて招致を実現した。
●札幌への移転提案を受け入れた場合、そのコストは誰が負担することになるのか。これまでマラソンのために投じた舗装の改良工事の300億円が無駄になるばかりか、札幌での競技開催にも新たなコストが発生する。その請求書を回されたら都民だって怒り出すだろう。
●問題は「これは私のせいです」と言って公的に謝罪する人間がどこにもいないということである。なぜか全員が被害者のような顔をしている。
●ことの筋目から言えば、招致に際して虚偽を述べた五輪招致委員会理事長竹田恒和前JOC会長が責任を取るべきであろう。だが、彼は五輪招致票を買収した容疑でフランスの司法当局の捜査対象となっており、すでにその職を辞している。五輪関係者たちはできれば彼一人に責任を押し付けて、自分たちは被害者のような顔で現場からそっと立ち去る算段でいるのだろう。身から出た錆とは言いながら、気の毒な人である。
●気になるのは、他の競技団体も黙ってはいないのではないかということである。東京の真夏ではアスリートの健康リスクが高すぎる。ハイレベルの競争も期待できない。ならば、われわれの競技も涼しい土地でやりたいと言い出した場合、組織委員会にはそれに「ノー」と言えるどういうロジックがあるのだろうか。多分誰にも対案はないと思う。「最悪の場合」については考えないという習慣を内面化した人たちに大きな仕事を任せると「こういうこと」になる。だから、「五輪招致反対」と言い続けてきたのだが、結局予想通りになってしまった。
●トップ会談で両者がわかり合えるのか。小池氏はご立腹気味ですね。わが家では妻tが「東京」を譲らない。
今日ははや11月1日(金)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。私は朝一の神々、特に、首里城炎上もあり、荒神さまに火災の少ないことを祈ります。8時30分M内科医院(家庭医)の定期検査。一昨日のT医療センターの名医S.S先生の「白・白」結果を報告し、心臓薬(アーチスト)などを処方していただき、インフルエンザの予防注射を受けます。今日は①ウォームビズ(~2020年3月31日)。②20年用お年玉付き年賀はがき発売。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は磯野いさむ氏の句です。
●人を傷つけた一文悔いて冬 磯野いさむ
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)
●【勝たむと打つべからず。負けじと打つべきなり 兼好法師】(斎藤孝著「心
を動かす 偉人の言葉」)
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茂男さん、こんにちは。
灼熱の夏にどうしてオリンピック?疑問に思っていた人も多かったでしょう。マラソン開催地の変更は選手ファーストとはいえ今更感は否めません。嘘をついてまで誘致した罪かしら。無事に開催できるのか心配になってきますね。
テレビで見る私にとってはどちらでも大差ないのですが‥‥。やっぱり選手が東京を走る姿を見たいなぁ。
新しい月の始まりですね。今日もいいことがありますように。
恵さん、こんにちは。東京の夏はこの2~3年急変しました。今や、亜熱帯の夏ですよね。その中でのフルマラソン一にも二にも選手の健康管理ですね。また、「東京が費用を負担しない」ことで、今日、札幌開催が決まるとか。小池さんは横を向いて握手をしますよ。また、新しい月が始まりました。初日が病院とは残念ですが、老いはお医者さまとは仲良くするしかありません。名患者を目指します。今日もありがとうございます。最高の秋の一日をお楽しみください。