Loading...Loading...

都市部の気温が高くなる「ヒートアイランド現象」や猛暑による気温上昇が、京都市内の寺院などで人気を集める苔庭に悪影響を及ぼしている可能性が高いことが、福井県立大の調査でわかった。京都市は今夏、観測史上1位に並ぶ最高気温39・8度を記録。気温が高いほど苔庭は劣化するとみられ、専門家は「都市化や温暖化が進めば、京都から苔庭が減る可能性がある」と警鐘を鳴らす。日本の庭園文化の中心である京都には、「苔寺」で知られる西芳寺(京都市西京区)など、美しい苔庭を持つ古刹が多く、国内外の観光客らに親しまれている。一方、盆地に位置する京都の夏はもともと暑くなりやすく、気象庁によると、京都市の年平均気温は、この40年で1・5度上昇。気温を下げる効果がある緑地が減り、コンクリートやアスファルトなど熱をため込みやすい人工物が増えたことによるヒートアイランド現象が一因とみられる。私は京都時代、西芳寺(苔寺)のほかに三千院、東福寺、銀閣寺、法然院などで苔庭に魅せられました。苔のない西芳寺なんて考えられませんね。

今日は9月23日(月)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今宵は十五夜さま。横浜の田舎でもススキを探すのが一苦労です。私は食材の補充の後、前回の句集(2018年1月)以降に句会、学び合いで選者さんに抜いていただいた7~800句の整理。ところで、川柳「路」10月号を拝受。巻頭言で金子美知子氏曰く「73回を迎えた終戦の日、8月15日の翌日の神奈川新聞に「焼き場に立つ少年」の写真が載っていた(略)原爆投下後の長崎で撮影されて写真は、7,8歳ぐらいの少年が素足で幼児と見受けられる亡くなった弟(顔は後ろに反り返り)を紐で背負い、火葬場で順番を待っている姿である。直立不動の少年の目は悲しみに満ちてはいるが気丈に前を見つめ唇をかみしめている。大声で泣きたい思いも耐えているのであろう少年の心中を察し、目頭が熱くなり胸が締め付けられる。むごく、愚かな戦争を二度と起こしてはならない。と、切に願い祈りながら、疎開先で人糞の付いた人参や茄子、とうもろこしを、こっそりと食べた小学生の私が浮かんでくる。そして、23歳で戦死した兄を思う8月である。『骨もない戦死の兄の墓に蝶 美知子』」と。私共昭和2桁の高齢者は厳しい時を過ごしてきました。戦争だけはご免です。

●美知子氏の句
筋書きのあまたを加え仰ぐ峰
こめかみの椿の褪せて落ちきれず
みんな信じて吊り橋の風を受け
噴きあげてくる8月の呻き声
人文字の平和を限りない空へ

●茂男の句
治るはずない一病と笑い合い
連日の猛暑の中にしゃがむ亀
正座して自分をにらむ座右銘
赤い実を食べたが赤くなれぬ鳥
泥舟に貧乏神と乗り合わせ

※追記 19時、横浜市旭区から東の空に大きなお月さまが見えました。

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

コケ寺を元コケ寺にする炎暑”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2018年9月24日 at 12:20 PM :

    茂男さん、こんにちは。
    苔も自然環境が頼りですから難しいものですね。でもそれも人間のわがままが引き起こしたものなのでしょうか。
    京都時代にお寺を散策されましたか。いい時間ですね。旅行者としてではなく、京都の町にしばらく滞在してみたいなぁと憧れています。
    今は曇り空ですが今宵はお月さまが顔を出してくれるといいですね。

    • 二宮 茂男 on 2018年9月24日 at 2:05 PM :

      恵さん、こんにちは。この夏の「苔」は焦げる大地にしがみついて懸命に生きながらえました。愛おしいですね。人間さまのわがままで温暖化現象、苔のような生物はきっと沢山いると思います。また、京都のお寺巡り、観光客とそこで暮らしながらのものとはひと味違うと思います。是非、ご隠居されたらお揃いで神戸辺りに滞在してじっくりとお楽しみ下さい。午前中は雨で午後が晴れたそんな日にも格好の観光スポットがあります。また、今宵の十五夜さま、顔を出してくれるといいですね。小学生時代、悪ガキとこの夜に各家々を廻って柿、饅頭などをいただいた(盗った)のを思い出しています。懐かしいなあ。今日もありがとうございます。お月さまとのご対面が叶いますように。

  2. 埼玉のメロメロ on 2018年9月24日 at 12:44 PM :

    茂男さま!こんにちは!昨日の茂男さま手作りの「ごまおはぎ」いただきたかったです。想像するだけで ヨダレものです。独り百役くらいの 活動(ご活躍) 滅多に出来ないことです。本当に 人間様 なのでしょうか。「焼き場に立つ少年」何度見ても言葉はありません。もう2度と~と、祈るのみです。茂男さま 今のままで 穏やかに毎日をお過ごし下さいますよう願っております。又 台風のお出まし お断り出来ないものでしょうか。

    • 二宮 茂男 on 2018年9月24日 at 2:08 PM :

      埼玉のメロメロさん こんにちは。昨日の「ごまおはぎ」は大好評でした。すり鉢でゴマをすり甘さ加減。一方でモチ米を炊き半殺し。結構、手間暇をかけました。また、「焼き場に立つ少年」、この写真は有名でしてきっとどこかでご覧になっていると思います。厳しく、辛い道を来たものですから、私は、反骨、反戦です。が、どこかの政党には属していませんで無党派です。また、台風、頭を抱えて小さく丸まって御題目でお祈りしています。今日もありがとうございます。十五夜さんをお楽しみ下さい。見えるかな。横浜は無理のようですね。

  3. 佐藤 千四 on 2018年9月24日 at 12:52 PM :

    こんにちは。
    苔に美を見つけたのはさすが日本人の審美精神ですねえ。きっと今夜の月とも仲良しなのでしょうねえ。道長さんも苔好きだったのでしょうか。

          裏山のすすきと月は俺のもの

    • 二宮 茂男 on 2018年9月24日 at 2:12 PM :

      千四さん こんにちは。お加減はいかがですか。無理されませんようにお願い申し上げます。ところで、苔は日本人の審美精神ですか。君が代にも「こけのむすまで」とありますね。長いお付き合いですね。また、十五夜さん、よき時代は月を見ながら酒を酌み交わし船の上で詩歌や管弦に親しむ風流な催しだったそうですね。貴族たちは空を見上げて月を眺めるのではなく、水面や盃の酒に映った月を愛でました。また、「裏山のすすきと月は俺のもの」、スケールが違いますね。今日もありがとうございます。今宵は格別に美味しいお酒をおたのしみ下さい。

  4. 埼玉のメロメロ on 2018年9月24日 at 7:14 PM :

    茂男さま! 十五夜 見ることが出来ました。月に群雲に近いですが、昨日の「ごまおはぎ」のように 輝いております。どうも ありがとうございました!今週もお元気で、 楽しいスケジュールをお過ごし下さいませ。

    • 二宮 茂男 on 2018年9月25日 at 5:28 AM :

      埼玉のメロメロさん 私も十五夜さまを見上げました。今日はお供えしたダンゴをいただきます。楽しみです。お願いです。「さま」でなく「さん」でお願いします。ありがとうございます。

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K