連日のように日本で報道されている学校法人森友学園の国有地格安払い下げ問題。欧米メディアも2月末から報道を開始している。「安倍政権を揺るがす最悪のスキャンダル」と位置づける新聞もあるほどだ。影を落とすのは森友学園が運営する塚本幼稚園の愛国的教育方針。憲法改正を目指すタカ派と評される安倍首相と一定の共通点があるのではないかとの懸念が表明されている。いったい、どのような論調なのか各紙の論調を覗いて見よう。
●極右勢力と政府の結びつきに警戒感
「日本の安倍晋三、極右学校をめぐって攻撃の的に」とのタイトルで詳細な記事を掲載したのは、アイルランドの有力紙「アイリッシュタイムズ」(2月23日付)。「極右勢力と日本政府との結びつきについて懸念が消えない。極端な国粋主義的幼稚園の運営組織となれ合いの取引を行ったのではないかとされる事件で、この懸念が再燃した」と東京特派員デイビッド・マクニール記者がリポートしている。森友学園が経営する私立塚本幼稚園では、「3歳から5歳の子供たちが、第2次世界大戦に青年たちを洗脳するために使われた19世紀に発布された教育勅語を覚えさせられている」。子供たちは天皇陛下の写真に向かって「『緊急事態には勇気をもって自らを国家のために差し出す』などの愛国的なスローガンを唱和している」と。
●日本国旗の前に並ぶ園児の写真を多用
「愛国主義的な政治=危険」との認識は、欧米メディアでは浸透している。それがよく分かるのが、森友学園問題の報道でよく使われる、 日本国旗の前に塚本幼稚園の園児が並ぶロイター配信の写真である。英エコノミスト誌、米ワシントンポスト紙、米ニューヨークタイムズ紙などが使っている。エコノミスト、ニューヨークタイムズの場合は男性が戸外で日の丸を広げ、旗の下に足が見える。その前に制服姿の園児らが並んでいる。本記事冒頭に掲載した写真と同じものだ。ワシントンポストの場合は、部屋の中に園児が並び、右端に旗がある。左には天皇陛下と皇后の写真が園児に向かう形で飾られている。
●教育界に広がる右派勢力
ニューヨークタイムズのジョナサン・ソブル記者は、日本の教育界の流れに注目している(2月24日付記事)。一連の事件は「日本で影響力を増している、右派的な教育運動の暗黒部に光を当てた」。「安倍首相や日本の保守勢力は頻繁に、教育界にはリベラル系の偏向があると主張してきた。左派系の教師が日本の戦争犯罪について『マゾ的な』説明を広げ、伝統的価値観よりも個人主義や断固とした平和主義を振興しているのが学校教育だ、
と見なしてきた」。
●極右勢力との親密な関係を問題視
多くの報道で共通しているのは、極右勢力と現政権との関わりを問題視し、そこに問題の本質があると指摘していることだ。安倍首相は参議院予算委員会における論戦がこの問題に終始していることに辟易とした表情をみせ、早期の幕引きを期待しているようだ。しかし、民進党、日本共産党などの野党にとっては追及の手を緩める理由がないだろう。日替わりで新事実が判明するこのスキャンダルの行方を欧米主要メディアは引き続き注視していくことだろう。
啓蟄の今日がお誕生日の方、おめでとうございます。3月5日(日)の花は「キブシ」、花言葉は「出会い」。今日は①自民党大会(東京都)②中国の第12期全国人民代表大会(全人代)第5回会議が開催(北京)③第72回毎日マラソン大会は12時30分スタート。私は14時、妙蓮寺で御題目講。また、快気祝いに東葛川柳会代表・江畑哲男氏ら、氏のライフワークそのものの近著「よい句をつくるための 川柳文法力」(新葉館出版)をいただきました。有難うございます。氏は、40年余の教壇生活と40年近い川柳作家、20年数年の川柳指導者、これらの接点が本著なのです。一読して、読みやすい、分かりやすい、これに限る。川柳教室仲間らに奨めると共に、図書館(神奈川県立図書館、横浜中央図書館、横浜旭図書館、横浜保土ケ谷図書館など)に開架していただくように働きかけます。以下、ご著書の記事の一部紹介です。
第1章 たった一字、一語で川柳は劇的に変わるー助詞、比喩、形容詞をマスターする方法(略)
第2章 知らないと損をする川柳の超テクニック(句の止め方・リズム・文字表記)の「句の止め方」。
●祈ることばかりで母は老い給う 伊藤正紀(高位入選句が多い終止形止め)
●背丈より高いケーキでもう分かれ 飯島夢世(軽いタッチは連用止めで)
●二合では多いと二合飲んで寝る 村田周魚(言い切る形の終止形止め)
●弛んでるほうが切れない赤い糸 佐藤千四(体言止めの落ち着き・風格)
●本当のことを言うのに要る勇気 前田雀郎(体言止めの余韻・余情)
●はんぶんとはんぶんひとつにはなれぬ なかはられいこ(きわめて稀な連体止め)ほか
第3章 文法的視点から川柳力を底上げする方法(略)
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おはようございます。
私も教育勅語で育った一人です。教育勅語にはいい部位もありますよ。「兄弟に友に夫婦相和し朋友愛信じ恭倹己を持し博愛衆に及ぼし学を修め業を習い以て智能を啓発し云々」これは現代に生きています。いや、生かしていないから種々問題が起きている。古典として現代に資する方策を現在の眼で見出していきたい。
小生の句をお取り上げ頂き恐縮です。マンネリで理知的でない間のことだったのですが・・・。
不都合な家訓は変えたがる子孫
千四さん おはようございます。教育勅語は悪役になりきっていますが、確かに、いいことがたくさん書いてあります。「古典」として現代に資する方策を現在の眼で見出していきたいとする千四さんのご意見に賛成です。ところで、「よい句をつくるための 川柳文法力」(新葉館出版)の例示句「弛んでるほうが切れない赤い糸 佐藤千四さん」、哲男先生は、文法力の面から、体言止めで落ち着きがあり、風格のある句の代表句として取り上げておられます。その通りだと感心致します。また、私はこのような良著は図書館に備えていただきたいと考えます。図書館の川柳関係の本は少ないですね、更に、「不都合な家訓は変えたがる子孫」、家訓そのものが妖しくなってきましたね。今朝も有難うございます。
茂男さん、こんにちは。
国を愛する気持ちは悪い事ではないのに愛国主義とよぶと問題がある感じで不思議ですね。足元から家の中から問題が出てきたのでは首相も大変。アイムソーリーではすまないのでしょう。
昨日から少し体調をくずして今日はおとなしく休養につとめています。予定通りに行かないことばかりで悶々とした気分です。
茂男さんは順調に回復されていて良かったです。1ヶ月検診〜赤ちゃんみたい!?〜まで大事にしてくださいね。
惠さん、こんにちは。国を愛する気持ちはごく自然ですね。川柳では「地球儀に愛する国はただ一つ 近江砂人」を思いでします。少し体調をくずされましたか。ごゆっくりと休養につとめてください。心身医学の「言霊」ご存知ですよね。また、お陰さまで、私は順調に回復しております。生きて還り、昨日、今日と妙蓮寺の階段(題目坂)を上り下りしております。有難うございます。お大事にして下さい。