政府主催のタウンミーティングで、「やらせ質問」があったことが波紋を広げている。
先月、国会で共産党議員が内部資料の存在を指摘したことにより、後を追う形でマスコミが相次いで報道した。一連の騒動は法案審議にも飛び火し、教育基本法改正論議にも影響を与えそうだ。
広く国民の意見を聴く趣旨から全国各地で開催されて来た筈のタウンミーティングは、出席閣僚や政府に近い学者らの講演が時間の大半を占め、一般参加者の発言の機会は「1分30秒以内で」とか、「3分以内で」とか制約を受ける。その上、全員が発言出来る訳ではなく、時間が来ればそれで打ち切りといった具合であり、率直に言って税金を使ってまでやる価値があるのかどうかさえ疑わしい。最初から茶番だ。
ところで、昨日は、横浜文芸懇話会の幹事会で「第12回横浜文学賞贈呈式」の分担等を決め、お馴染みの大衆酒場で、二次会を楽しんだ。
第12回横浜文学賞を受賞されるのは、歴史研究家の鳥居民さんは、シリーズ「昭和二十年」(草思社)を21年間書き続ける。
東京・新宿で生まれ、会社員の父の転勤で5歳で横浜へ。戦後、本牧の隣人には作家、山本周五郎がいた。
旧制横浜一中(現県立希望ケ丘高)の15歳の時、終戦を迎えた。「川崎の工場に勤労動員され、ほとんど授業はなかった。戦後、東京水産大(現東京海洋大)に進み、中退して台湾留学へ。台湾から出した原稿の編集者が「鳥居」のペンネームを付けた。日記、資料を調査して執筆し、「周恩来と毛沢東」から「横浜山手」まで幅広い。
「あの戦争がどうして起きたのか」を主眼に、85年から「昭和二十年」の刊行を進める。8巻は疎開児童から天皇の動きまでを追い「5月29日横浜大空襲」に迫る。近く、12巻が出る。
綿密な調査、独自の史観、わかりやすい文章で読み応えがある。
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