Loading...Loading...

学校でいじめによる自殺が相次いでいる事態を受け、首相直属の教育再生会議は、いじめ問題に対する緊急提言をまとめ公表する方針を固めたと言う。今後、いじめた児童・生徒を「出席停止」にすることになるらしい。
 全国的に、いじめが原因とみられる子どもの自殺が相次いでいる。悲しく、痛ましい。どうすればいいのか。答えは簡単には見つからない。

 ところで、昨日の「公論朱雀会」で、作者の癖、名句の病気について学んだ。私は、公論172号に掲載された藤原和美さんの句をまな板に上げ【慢性うわき症】と病名をつけ、次のようにカルテに書いた。句に続くカギ括弧の中はテーマ。

遠く遠くに知らない箱の浮き沈み「過去」
今日から明日へ点線が香ばしい「未来」
はっしはっしと埋めていく白いコマ「現実」など

【カルテ】才女特有の病気。暗喩の使い方に秀でた作者が、心の動きをイメージ化し、それにご自身の思いを表す。才媛で心配りのある人格者ゆえ、それがそのまま句姿に表れる。心が過去、未来、現実へと広がる。勢い、テーマが多彩になる。それが作家の内面風景を多彩にする。が、一方で、読者にしては、句の向こうの作者の「現在の思い」がぼける。特効薬がなく、この病は、治癒しにくい。

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K