●東京五輪開幕まで24日であと半年。大会運営をめぐり、酷暑・交通渋滞対策に加え、新たに民間警備の「質」が課題として浮上している。昨秋のラグビー・ワールドカップ(W杯)では、警備員の経験不足などが原因でトラブルが露呈。慢性的な人手不足から、習熟した警備員を準備することは困難とみられ、大会組織委員会が首都圏で確保したとする1万4千人は「数合わせにすぎない」との批判も。不測の事態を防ぐ態勢を築けるのか。(産経新聞)
●「素人同然」。ラグビーW杯の試合が行われた東京・味の素スタジアム(東京都調布市)。民間警備を任された元警察官の男性警備員は、責任者とされる大手警備会社の女性担当者の姿に驚いた。
●「ハイヒールで会場に現れ、『現場は初めて』と言った。指揮系統もはっきりしていなかった」
●雑踏、身辺警備のベテランであるこの警備員は、W杯の民間警備の実態に何度も目を疑った。
●試合を観戦し、業務をおろそかにする。指定場所以外で喫煙する外国人を注意しない。入場検査では持ち込み禁止のはずの大型楽器もすり抜けた。救急車などの緊急車両も「許可証を持っていない」と競技場への入場をかたくなに拒否したという。
●東京五輪では国内最大手のセコムや綜合警備保障(ALSOK)など14社で共同企業体(JV)を組み、観戦者の安全や円滑な運営のカギを握る民間警備を担う。多くの会社がラグビーW杯でも業務を担当した。
●W杯では大きなトラブルには至らず、「警備は成功した」と結論付けられたが、ベテラン警備員は「中身はずさんそのものだった。五輪も素人同然の警備員が穴埋めで配置されるのではないか」と語る。
●慢性的な人手不足。近年、警備業の保安分野では慢性的な人手不足に見舞われている。昨年11月の有効求人倍率は8倍以上。業界全体では高齢者が約4割を占める。原則として約30時間の研修を受けなければ業務に就けず、若手からは体力的に厳しい仕事の割に低賃金というイメージがつき、敬遠されている。
●関東地方のある警備会社は、東京五輪期間中の業務で「時給3500円」で警備員を募っているものの、必要な人数は集まっていない。関係者は「高額の条件なのに、なぜ応募が少ないのか分からない」と語る。
●大会組織委やJVは1都3県で1万4千人の警備員を確保したとする。しかし昨秋、五輪のマラソンや競歩の開催地に急遽(きゅうきょ)、決まった札幌では、この枠組みとは別に大人数が必要な沿道警備の態勢を整えなければならない。
●組織委は「募集はこれからだが、パートナー企業としっかりやれば問題ない」と主張するが、道内でも警備員は深刻な人手不足。「確保は厳しい」との声が上がっている。
●監視カメラ活用も。近年開催された五輪では、警備をめぐるトラブルが相次ぐ。2012年ロンドン五輪では、大手民間警備会社でも4千人しか集められず、軍が動員された。
●1万6千人の確保を予定していた16年リオデジャネイロ大会では、警備会社の破産で大会直前に人員不足が判明。元警察官を動員するなどしたが、警備員が会場の手荷物検査で付け焼刃的な対応を取り、観客の不満が噴出した。
●分散開催となる東京大会では、それぞれの会場でセキュリティーチェックが必要となるほか、酷暑や交通渋滞のために他大会とは異なる対応も必要となる。
●組織委は、一部の警備員が身体などに装着する小型の「ウェアラブルカメラ」の映像を警備本部とやり取りし、異変があった場合、警察や救急隊をすぐに現場へ急行させる態勢を整える。さらに、競技場や周辺などで固定監視カメラを約8千台取り付ける。
●こうした最新機器を活用することで、組織委は「警備員の数を大幅に縮小できる」と強調する。ただ、このシステムは五輪が初の本格的な配備となりそうで、警備員の質的な弱点を補えるかどうかは不透明だ。
●大会本番の警備を担う予定の警備会社の社長は「警備員の研修をどうするのか。開幕半年前にもかかわらず、(運営側から)連絡がない」と不安を募らせている。
●民間警備員の主な役割は、競技会場に入る際の手荷物検査▽競技会場内の警備▽最寄り駅から競技会場までの沿道警備-など。民間警備員はトラブルが起きないように周囲に目を光らせ、事件や事故が発生した場合は警察、熱中症などで倒れた観客の搬送は救急隊にそれぞれ引き継ぐ。道案内などは大会ボランティアに任せる。駅構内は各鉄道会社が独自に警備員を雇うなどして警戒する。
●あと半年の月日が抱える問題点は多い。危ぶまれる民間警備の「質」、慢性的な人手不足から、大会組織委員会が首都圏で確保したとする1万4千人、しっかりと取り組んで、不測の事態を防ぐ態勢を築いて欲しい。
今日は1月25日(土)。曇り所により晴れ。6~10度。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①NHK会長に元みずほフィナンシャルグループ会長の前田晃伸氏が就任。②アフガニスタンで殺害された「ペシャワール会」現地代表中村哲さんの「お別れの会」(福岡市)。私は12時野毛地区センターでくろしお川柳会の学び合い。新年会は失礼します。ところで、みんな違ってみんないい川柳。今日は尾崎良仁氏の句です。
●ブルーシートの中の宇宙は真っ赤 尾崎良仁
(みんな違ってみんないい鑑賞それぞれお楽しみ下さい。)
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茂男さん、こんにちは。
気がつけば五輪まであと半年となりました。でも心配事は多そうですね。大勢の人間が集まります。警備一つとっても大変なことばかり。安全第一でみんなが楽しめるといいのですが‥‥。
くろしお川柳会での学び合いは今年最初ですね。寒い日になりそうですが、ホットな時間にしてくださいね。
恵さん、こんにちは。気がつけば五輪まであと半年、月日の流れるのは早いですね。警備も大切なお役です。しっかりとお願いしたいと思います。また、「くろしお」の学び合い、昨年は皆勤で感謝して「賞」をいただきました。老人会とのバッティングが2回ありましたが、句会を優先しました。今朝の予報では週明けに「降雪」とか、ご注意ください。今日もありがとうございます。相撲が見たくて飛んで帰りました。