●8月15日は終戦の日です。戦争の悲劇を、どう伝えていけばいいのか。かつて日本兵たちが書いた「死を覚悟した手紙」を想定して、高校生に「最後の手紙」を書いてもらうという、ある教師の試みを追いました。
●日本の真南に位置するパラオ共和国。ここには撃墜された「零戦」が、いまも残されています。長年、死亡したパイロットが誰だったのか分かっていませんでしたが、7年前、吉田久光さん(当時19)が乗っていたことが判明しました。慰霊のため現地を訪れた当時大学生だった吉田大祐さん(当時21)。自分と近い年齢で命を落とした大叔父に思いをはせていました。
●「胸を張って今、生きていますと言えるよう、明日から一生懸命頑張りたい」(吉田大祐さん【当時21】)
●それから7年・・・
●「席につきなさい」(吉田大祐さん【28】)
●いま、吉田さんは埼玉県の高校教師をしています。この夏、生徒たちと、ある特別な活動をすることにしました。きっかけは、あの零戦で死んだ大叔父・久光さんが姪に宛てて残した手紙です。
●「飛行兵として初陣する。叔父の喜びを察して呉れ。俺の事は何もかも忘れて呉れ」(吉田久光さんの手紙)
●死ぬかもしれない出撃を前に、なぜ「喜び」なのか。なぜ、自分のことを忘れろと書いたのか・・・。「少しでも考えてほしい」と、吉田さんは、生徒たちにも大切な人への「最後の手紙」を書いてもらうことにしたのです。
●「あなたにとっての見守ってくれた人へ、最後に何を書きますかというのがテーマ」(吉田大祐さん)
●10代後半の生徒たちにとって考えたこともなかった「最後の手紙」。手元をのぞいてみると、そこには普段、口にしない思いが・・・
〇「お母さん、たくさん愛をありがとう」(女子生徒)
〇「父親の子として生まれて、本当に良かったと思っています。このやりとりが最後だとしたら、手紙より面と向かって感謝を言いたいです」(男子生徒)
〇そして、隣同士で発表する場になると感極まる生徒たちが次々と・・・
〇「お母さんの大切さとかを実感できて、いい時間になりました」(女子生徒)
●その後、零戦で死んだ久光さんについて話した吉田さん。その言葉に耳を傾けた生徒たちの表情は、それまでとは違っていました。
〇「(戦争を)過去のものと割り切ってはいけないなと思いました」(女子生徒)
〇「戦争ってこと自体の残酷さとか、同じ年で死を覚悟しなくてはいけないということに対してのつらさもあるし、そういうことをもう1回、確認できたかなと」(男子生徒)
●「いまをどう生きるか真剣に考えてほしいというのが、一つのテーマだったので、真剣に(手紙を)書く生徒たちのことを見て、そういう時間になったのかなと思います」(吉田大祐さん)
●若者にいかに戦争の記憶を伝えていくべきか、新しい時代でも問われています。
今日は8月15日(木)。今日がお誕生日の方、おめでとうございます。今日は①全国戦没者追悼式(東京都)。②精霊流し(長崎市)。私は朝一でかみさんと家の神々にお参り。全国戦没者追悼式で黙祷。当時を偲んで特製の「すいとん」を同年代のかみさんといただきます。ところで〈8月15日〉と題する詩が、読売の「こどもの詩」欄に載ったことがある。(読売新聞 8月15日 編集手帳)
●詩 〈8月15日〉
終戦記念日
どうして日本が負けた日が
記念日なの
(小学3年生・男子)
評・またとない反省の日だからです。選者・詩人 川崎 洋
今日がまたとない日となる。なぜ戦争をしたのか。なぜ戦没者は310万人に及んだか。痛みとともに歴史を省みつつ、考える日だろう。そして華やぐ街を今、なぜ安心して歩けるか。その理由を記念日に教わろう。
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茂男さん、おはようございます。
こんな先生に出会えた生徒は幸せですね。読んでいるだけで心を動かされました。今日をまたとない反省の日として静かに過ごしましょう。国の運命を握る人たちにも、よろしくお願いします。安心して歩ける平和な町があるのは当たり前なのではないこと。有り難さを噛み締めます。
恵さん、おはようございます。若者が死ぬ出撃を前に、なぜ「喜び」なのか。なぜ、自分のことを忘れろと書いたのか。考えさせられます。先生と「最後の手紙」を考えて書いた生徒は幸せ者と思います。ところで今朝かみさんと「すいとん」を噛み締めていてふと私の来し方に思いを馳せ「よくぞ、ここまで来た」と胸が熱くなりました。昨日、一昨日と相手変わっ主変わらずで5回墓参をしてその度に「茂ちゃん」と声を掛けられこの時期にしか出会えぬ人を思い出したりしました。また、今日は反省の日。選者の川崎 洋先生の短いコメントに詩人の魂を覗き込む思いでした。拙句「黙祷の一分間の百の顔」、きっとそのお一人はY先生に連れられて弔問にいってお母さんに泣かれ「人の形をしていません」と軒先で焼夷弾の直撃を受けた副級長のN.Sさんもいることでしょう。もったいなくもクーラーの効いた部屋で正午を迎えます。今日もありがとうございます。お互いにこの一日を有意義に過ごしましょう。