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 昨夜、午後8時前、テロップでこのニュース(六か国協議再開〉を知って、北朝鮮の条件は何かと、インターネツトで調べた。表面は無条件らしいが、本当のところは不透明だ。

 ところで、私は、幸いにして、素床さんの「遊」誌上で、色々と学ばせて頂く中に、「一句解釈」コーナーがある。詩性、社会性、批評性、ユーモア、アイロニー、実存性等と具体的で、普遍的な「評価語」で、まな板に乗った「一句」のよい点、悪い点を点検しながら、その一句を鑑賞する学びの場がある。ここでの「評価語」は普遍性があるので、誰もが共有でき、学びの場で、相互理解が深まると考える。今回は、次の句で学ばせて頂いた。

 潜水艦が急に近づく花の冷え  加藤久子

「解釈」春の定期検診で、要精密検査となった。精密検査の決定版である組織片の生検 を受ける。その結果は残念ながら陽性と告げられる。今後の治療方針を説明するので、 家族と一緒に呼び出された。さてどうするかと腕を組む。
 胸中は、花冷えの冷気で殊更に冷え込む。
「分野」詩性あり。社会性・実存性が強い。間接的に、自己の健康管理への批評性があ る作品。
「音数律」上七になるが、この「潜水艦が」はかけがえがなく、代替えがきかない。
「言語」真っ白な作者の心象風景が、自然界の「花の冷え」と呼応して、味わい深い。
「比喩」潜水艦は「病魔」の比喩。潜水艦はソナー(水中音響機器)で相手との距離を 計りつつ、効果的に攻撃する。
「構成」中七の「急に」が健康管理の難しさを表現する。
「難解度」比喩の「潜水艦」をとのように解するかが鍵で、解釈は多岐にわたる。

 如何でしょうか。

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