自民党の中川政調会長が日本の核兵器保有をめぐる発言を繰り返している。それに対して、「日本は国是として核兵器を持たないことになっている」「日本は持とうとすればいつでも持てる国だ。そういうことも踏まえて考えて欲しい」と批判が出ている。
ところで、新葉館Web川柳句会の選をさせて頂いている。四百句弱の句を作者名を削り、一読して、次の句が飛び込んできた。
妻という強い男を作りあげ さくらつきこ
「妻という男」が新鮮だ。核家族の大黒柱の妻は、強くなる。いや、男になる。大量生産・大量消費の時代に「消費する核家族」が大量生産された。夫はカネを稼くために、早朝から深夜まで仕事に専念した。平成4年のサラ川に「まだねてる帰って見ればもう寝てる」がある。家事・育児等が妻の負担となり、日曜日の「父親授業参観」も夫は、社用ゴルフで妻が夫に替わって出る。ほとんどの核家族が父親不在の家庭をつくってしまった。「豊かさ」を求める結果、会社優先の生活となる。単身赴任もいつの間にか「常識」となってしまった。豊かさの方は増したかもしれないが、その見返りに家庭生活を犠牲にしてしまった。「豊かさ」はプラスだとしても、家庭生活を異常なものとし、ときに崩壊させるほどの価値があるのだろうかと、作者はふり返る。
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