宮崎県発注の橋梁設計業務を巡る官製談合事件で、宮崎県警に談合容疑で逮捕されたヤマト設計社長が、安藤知事に、県発注の設計業務を受注できるよう直接依頼したと供述した。福島、和歌山の後の「逮捕劇」が宮崎で幕になると思う人は一人もいない。次は何処だろう。
ところで私は、川柳「路」誌(金子美知子主宰)の「時事吟」欄を担当している。一月号掲載の句の選をさせて頂き、次の秀句に出会った。
いざなぎを抜くまで耐えてきた庶民 岡田話史
某調査機関が、好景気が戦後最長の「いざなぎ景気」を超えたことに関する意識調査結果を発表した。それによると、「実感がある」は3%、「実感が
ない」企業は77%で、景気回復の恩恵を受ける「勝ち組」企業が一部に止まっていることを証明した。貿易黒字の半分を、上位30社が稼ぎ出す。ちなみに、企業は2百万社ある。だから庶民に、好景気の実感がない。自由経済の下で戦乱が始まった。「勝ち組」か「負け組」に分かれ、「人並み」が「負け組」に振り落とされる。77%の庶民が、3%の勝ち組を見上げて耐える。
これが原因で家庭、地域社会、教育現場が乱れる。静かに進行する格差社会を、裏側から冷静に見詰め、5・7・5の武器で、一見、豊かな社会の不条理を攻撃する。
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