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今回の投稿で900回目になる。三日に一度好きなことを書かせて頂いているが、100を数える節目にはお酒の写真を載せさせて頂いている。なんとか元気でこのまま続けて1000回の掲載を目指したい。

他人の句にあれやこれやを言うのは好きではないのだが、現在川柳マガジン誌の「川柳クリニック」のコーナーでドクターを務めさせて頂いている。

毎月新葉館から送られてくる原句を一読すると頭を抱えてしまう。直しようのない句が並んでいるからだ。まるでドクターに「これを直せるか!」と挑戦状を叩きつけてくるような句もある。佐賀の卑弥呼さんの手も少し借りながらなんとかかんとか勉強と思って添削をさせて頂いている。写真の句は私の句ではなく2月号に掲載された高木みち子さんの句だが、この句には感服してしまった。何も語らない二つのワイングラスにいろんな情景が浮かんできた。このグラスはこれからお酒を注ぐのだろうか、飲み終わった後なのだろか。誰と飲むのだろうかなど…。「春雷に」と仰るからただ事ではないような気もする。添削しようもなく「このままで」と結論付けた。みなさんはどんな感想を持たれたろうか?ああ、誰か愛しい人とのんびりワイングラスをかたむけたい。

春雷にワイングラスが二つある   高木みち子



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